未経験者でスキル習得→システムエンジニア職で転職、がコスパ最悪な理由7つ(1)

未経験からシステムエンジニアを目指したいと思ったとき、方法は大きく2パターンに分けることができます。
ひとつは、何らかの方法でスキルを習得してからシステムエンジニアの仕事をすること。
ひとつは、とりあえずシステムエンジニアの仕事について、働きながらスキルを習得すること。
ほとんどの未経験者は、前者の方法しか頭にないかもしれません。スキルがなくて不安だから、とりあえずスクールで勉強したいと思うかもしれません。
しかし、これはめちゃくちゃコスパが悪いので、私は後者の方法をオススメします。
ぶっちゃけ、スクールで勉強しようがしまいが、どうせ未経験者あつかいなので、だったらお金払って勉強するよりもらいながら勉強した方が良くね?って話です。
そして、あまり知られていませんが、未経験者でも、システムエンジニアで仕事をすることは可能です。
ちなみに、私はコミュ障ぼっちでフリーランスのエンジニアをやっています、34歳です。私のプロフィールに興味を持ってくださった方は、ページ下部の筆者紹介、Twitter(@suekiaoi)やInstagram(@aoi.sueki)などからご確認いただければと思います。
スキル習得→システムエンジニア職で就職(転職)、がコスパ最悪な理由
理由① そもそも知識不足のため、適切なスキルを選択することができない
まずスキルを身に着けよう、と考えたとき、未経験者は何からやっていいかわからなくて頭を抱えると思います。一口にシステムエンジニアといっても、その「スキル」ってめちゃくちゃ細分化されてて、ジャンルによって全くやることも違います。
この辺の話は過去記事で紹介しているので、まだ読んでいない方はこちら↓から先にどうぞ!
フロントなのか、インフラなのか、データなのか、ネットワークなのか、クラウドなのか。
モバイルアプリなのか、WEBサイトなのか、バッチなのか。
AIなのか、IoTなのか、ブロックチェーンなのか。
どのジャンルを担当するかによって、使っている言語も必要なスキルも、全く変わってきます。私の感覚では、レストランのウエイターとシェフくらい、求められるスキルが違うと思っています。
「とりあえずかんたんそうなやつ!」みたいにスクールで人気の言語を学習するのも無しではないですが、スキル習得していざエージェントに登録してみたらSES案件ばっかで、給料も安いし、ぜんぜん面白くない、みたいなことになりやすいです。
理由② 独学やスクールでスキルを習得しても「実績」として認められない
実際、転職エージェントに登録して求職・面接してみるとわかると思いますが、「スキル」の欄にスクールで学んだ言語やフレームワークを記入して持っていくと、必ず聞かれる質問があります。
「このスキルでは、どのような経験をされてきたんですか?」
コレに対し、
「スクールで勉強して、こんなアプリを作りました!」
って見せてもダメなんです。
なぜなら、面接官が求めているのは「仕事としてお金をもらって積んだ経験」すなわち、「実績」だからです。
優しい面接官ならアプリを見て「すばらしいですね」って言ってくれるかもしれませんが、それは実績として評価されたということではありません。スクールに通いながらアプリを作る等の場合、つまったら先生に助けてもらうことができます。
自分で作りきったとしても、「先生の補助付きでこのレベルね」と思われてしまいます。
ただ、誤解してほしくないのですが、スクール通いがだめと言っているわけではないです。手段はどうであれ、自分で企画して、モノ(アプリ)を作りきる力がある、という点は高く評価されると思います。
スキルを身につけた、という話ではなく、面接ではむしろそっち(なぜそのアプリを作ろうと思ったのか、作っていく中で苦労したこと、工夫したことなど)に話を持っていったほうが断然良いと思います。
長くなったので、理由③〜⑦は後半へ続く。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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