エンジニアでもクラウドソーシングだけで生活するのは不可能

誰とも会わず、関わらず、自由に1人で食っていく方法はないか?

もしあなたあコミュ障ぼっちのシステムエンジニアだとしたら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。私はあります。

 

今日はそんなみなさんのために、フリーランスとしてシステムエンジニアが1人で自由に食っていく方法とその可能性について、データをみながら解説していきたいと思います。

 

ちなみに、私はコミュ障ぼっちでフリーランスのエンジニアをやっています、34歳です。私のプロフィールに興味を持ってくださった方は、ページ下部の筆者紹介、Twitter(@suekiaoi)やInstagram(@aoi.sueki)などからご確認いただければと思います。

 

1人で食っていく方法はいくつかある

  • 不労所得
    • 配当利回り(株・債権)
    • 家賃収入(不動産)
  • 半・不労所得(最初は頑張らないとダメ)
    • 本の印税
    • 自分のビジネスでサブスク型の報酬
    • アフィリエイト収入(ブログやYouTubeで広告費を稼ぐ)
  • 労働収入
    • クラウドソーシング

 

不労所得や半・不労所得は元本となるお金や、スキル、時間の積み上げが必要です。すぐに稼げるようになる系の話ではないので、ここではバッサリ割愛します。

本題は、こちら。「クラウドソーシング」ですね。

私は社畜時代、クラウドソーシングだけで悠々自適に海外を転々としながら生活している男性の記事をなにかで読み、激しく憧れたのを未だに覚えています。

お金がなくなってきたら、クラウドソーシングでアプリ開発して、報酬受けとって、またしばらく海でサーフィンしたりして暮らしてます。

的な。

圧倒的自由!!!

うらやましすぎでしょ。。当時は社畜の自分と比較して、自分はなにをやっちゃったんだろうって思いましたね。同じ年頃、同じ日本人、同じシステムエンジニアなのに、こんなにも違う人生があるのかと。

これがね、はたして本当に可能なの? ってところを、いまさら調べてみました。

 

クラウドワークスで「月収20万円以上」わずか111人の衝撃

もしかしたらこの記事かなりTwitterとかでバズったみたいなので見たことある人もいるかもしれませんが、重要な情報なので載せておきます。

キャリコネニュースより抜粋

この図をぱっと見ると、月収20万円超えの人が右肩上がりで増えている!自分にも希望はある!と勘違いすると思います。そういう見せ方になっているので。

しかし、全体で見てみると話は全然違ってくるのです。

平均月収20万円以上を達成したユーザーは111人だけ。

割合でいうと全ユーザーの約0.014%と、本当にごく僅かだ。

これですよ。

111人、どうや!って感じのグラフですが、クラウドワークスの会員数は80万人ですよ。80万人中111人、ということです。圧倒的狭き門….司法試験の合格率のほうがヨユーで高いという数字。

 

2016年データなので今はどうかちょっとわからないのですが、まぁ増えているとしてもそんな激増はしてないでしょうね。

 

システムエンジニアは単価高いし、可能じゃね?

ライティングなどは時給換算すると数百円、という案件も多い中、IT系はわりと高めに見えると思います。

HP制作で10万円くらい、アプリ制作は100万円〜みたいな。

 

単純に、HP二枚作ったらそんだけで20万円、楽勝やん!って思うかもしれませんが、実際はそうじゃないんですよね。

クラウドソーシングのIT系案件では、発注者がIT素人なことが多く、無茶振りされたり途中でコロコロ仕様が変わったりと、発注者受注者ともにあまりレベルの高くない状態で、ルールなし、ノーコントロールでやり取りして、大変な目に合う人も少なくないとか。

実際、その10万円のHPを仕上げるのに半月で終わるなら、月20万円以上稼げる人ってもっと多いと思うんですよね。

つまりはそういうことです。

 

仮に、月収20万円稼げたとしてもぜんぜん足りない

というのも、フリーランスで20万円稼ぐのと、サラリーマンの手取り20万円はぜんぜん違うからです。

何が違うかと言うと、税金です。

サラリーマンの手取りは、すでに税金や社会保険料が差し引かれているので、

手取り=自分が自由に使えるお金

です。

 

対して、フリーランスの報酬は、何も差し引かれていません。源泉徴収されることもありますが、それは税金のごく一部です。

報酬 − 税金(住民税+所得税)− 社会保険料(年金+健康保険料) − 経費

=自分が自由に使えるお金

だいたい、報酬の30%は税金と社会保険料で持っていかれます。プラス、経費。会社にいた頃はPCとか交通費とかオフィスの机、椅子、有料ソフトなどすべて会社が払ってくれていましたが、フリーランスになったらそれらはすべて自分で用意せねばなりません。

少なくとも、会社員の頃の手取りの倍額を以上稼げなければ、「自由に使えるお金」が圧迫されて、逆に生活は苦しくなります。

 

以上のことからも、クラウドソーシングは、「稼ぐ」目的には向かないと思います。

自分の腕試し、スキルアップ、スキマ時間の活用などで利用するならアリかもと思いますが、手っ取り早く稼ぎたいなら「副業」もしくは週3労働の契約で就職・転職するのがオススメです。

いまはエンジニアは売り手市場で、しかもテレワーク・リモートワークも一部なら許可されている求人も、多くはないけど探せばあります。人とできるだけ会わずにそれなりに稼ぐ、ということも、ぜんぜんできると思います。

 

なので、ホントね、いまクラウドソーシングとかでほそぼそやってる人はちょっと、というかかなり損してますね。ハッキリ言って情弱です。

私個人としては、あえてクラウドソーシングを選ぶ理由はない、と思っています。

 

まとめ

  • クラウドソーシングだけで月20万円以上稼いでいる人は0.014%
  • フリーランスの報酬20万とサラリーマンの手取り20万は別物
  • エンジニアで独立したいなら、テレワークで副業・掛け持ちが正解

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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不明点・ご質問などありましたらわたしのTwitter DM(@suekiaoi)にお気軽にどうぞ!

それでは!

 

末岐 碧衣
  • 末岐 碧衣
  • フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
    2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
    無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。