システムエンジニアの年収幅が異常な理由(300〜1500万円)

システムエンジニアと聞いて「自由に楽して稼げる」「食うに困らない」と連想する人も多いのではないでしょうか。

しかし、一口にシステムエンジニアと言ってもピンきり。例えば、年収300万円の人もいれば、年収1500万円の人もいます。

これほど年収に幅がある職業を、私は他に知りません。

 

では、年収400万円のシステムエンジニアと、年収1500万円のシステムエンジニアの違いは何か。

もちろん、経験やスキルもありますが、一番の違いは「専門分野」です。

今日は、年収1000万円オーバーを目指したいシステムエンジニア(あるいはシステムエンジニア志望者)の方に向けて、何をやれば良いのか、解説していきたいと思います。

 

ちなみに、私はコミュ障ぼっちでフリーランスのエンジニアをやっています、34歳です。私のプロフィールに興味を持ってくださった方は、ページ下部の筆者紹介、Twitter(@suekiaoi)やInstagram(@aoi.sueki)などからご確認いただければと思います。

 

システムエンジニアには、「従来型」と「先端型」の二種類ある

従来型のシステムエンジニアとは、比較的歴史の古い言語で開発やテストをしたり、オンプレサーバーの面倒を見たり、既存のシステムの運用保守する人たち。

対して、先端型のシステムエンジニアは、AI や IoT、ビッグデータ、量子コンピューティングなどここ数年でギュンギュン伸びてきている新しい技術をメインで扱う人たち。

こんなイメージで考えてもらえればいいと思います。

それぞれ、もう少し具体的にどんな分類ができるか、以下にまとめてみました。私の肌感覚ですが、だいたいの年収も書いておきました。経験とかレベルの差はあればど、だいたい±200万円くらいにおさまると思います。参考程度に。

 

従来型(年収300万円〜800万円)

  • システムエンジニア(年収800万円)
    • プロジェクトマネージャー:予算や人員の選定
    • プロジェクトリーダー:現場の管理
    • ブリッジSE:海外との橋渡し
  • 開発エンジニア(年収400万円)
    • プログラマ:コーディング
    • フロントエンジニア:WEBサイト・アプリの見た目を担当
    • 組み込みエンジニア:車や家電の開発
  • インフラエンジニア(年収800万円)
    • ネットワーク:通信、リアルタイム
    • サーバー:OS、マシンスペック、ミドルウェア等
    • データベース:DB設計、SQL
    • セキュリティ:認証、ネットワーク
    • クラウド:アーキテクチャ
    • バックエンド:WEBサイト・アプリの裏側
  • その他(年収300万円)
    • セールスエンジニア:営業もできる
    • WEBデザイナー:Photoshop、Illustrarorつかう
    • マークアップエンジニア:HTML/CSS/JavaScript、PHPつかう
    • テストエンジニア:テスト仕様書、テスター
    • フィールド(サービス)エンジニア:運用保守
    • 社内SE:社内のヘルプデスク

もっと稼いでるよ!とか、そんなにもらってないよ!って人もいると思います。あくまで目安。

 

先端型(年収1000万円〜1500万円)

  • データサイエンス:ビッグデータの収集・クレンジング・分析
  • AI:機械学習
  • IoT:センサー→ビッグデータ収集
  • X-tech(クロステック):Fintech(金融)、REtech(不動産)、AdTech(広告)
  • アジャイル開発/DevOps:Docker、テスト自動化・CI/CD
  • AR/VR:CG、3D
  • ブロックチェーン:暗号化
  • 自動運転/MaaS:機械学習(深層強化学習)
  • 5G:高速大容量、多接続ネットワーク

私もやったことあるのは「データサイエンス」「AI」「アジャイル開発/DevOps」くらいなのですごいざっくりですが、キーワードは外してないと思います。ざっくり、どんなことやるのかなー、っていうと、こんなイメージ。

 

従来型と先端型の人数比率と需給ギャップ

2021年現在では、まだまだ需要も供給も圧倒的に「従来型」の方が多いです。ですが、今後どんどん需給ギャップは逆転していくと予想されています。

先端型へのニーズが増え、先端型にリスキリング(スキル転換・Reスキリング)する人も増えていきます。逆に、従来型へのニーズは減っていき、人数も2030年には従来型の方が少数派になる、と予測されています。

私も、この見立ては正しいし、ほぼ確実だと思っています。

出典:IT 人材需給に関する調査(みずほ情報総研株式会社)

 

上記の資料では「IT人材」と表現しています。ただし、「ITが使える人」は含まれていないので、平たく言うと「システムを作る側・提供する側」の人たちのことですね。

IT人材ってあまり馴染みが無いと思うので、本記事ではシステムエンジニアと表現しています。

 

まとめ

  • システムエンジニアは、「従来型」と「先端型」に二分できる
  • 従来型が多数派であり、年収も低い(そんなに高くない)
  • 年収1000万円オーバーで平均を引き上げているのが、少数の「先端型」
  • 今後、先端型へのニーズが増え、従来型へのニーズは減っていく

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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末岐 碧衣
  • 末岐 碧衣
  • フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
    2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
    無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。