[エンジニア][コミュ障] ただ待つには長すぎ、席を立つには短すぎる3〜5分の待ち時間でできること

ただ待つには長すぎ、席を立つには短すぎる3〜5分の待ちの時間、ついスマホ触っていませんか。

もし「やっちゃってる…」という人は、今日ご紹介する方法を実践するだけで作業効率が段違いにアップします。

私はこれやるだけで、別人のように仕事を素早く、しかも楽しくこなせるようになりました。

忙しいから結論だけ知りたい、という方のために先に書いておきます。

 

やるべきことは2つだけ。

①スマホと、スマホの充電器を別の部屋に置く

②仕事をはじめる前に、3〜5分でできるレベルまで作業を細分化してタスク管理ツールに登録する

 

ただ待つには長すぎ、席を立つには短すぎる待ち時間のせいで、作業効率がクソになる

私は本業がエンジニアなのですが、処理の実行やデプロイ(書いたソースコードをサーバーにアップすること)を待つ3〜5分、長いときは10分とかかかる時間がものすごい増えまして。

ひどい時は1日20回以上処理の実行待ち・デプロイ待ちが発生することもあります。

だいたい、20分に1回のペース。待ち時間だけで1時間半って。ちゃんと計算したの今が始めてでビビりました。めっちゃ頻繁ですね。所定労働時間の18.75%を占めてます。

デプロイを始めたら席を立って、リビングのカーテンの隙間から外を覗いて通行人や電車をみたり、冷蔵庫を無駄に開け閉めしたりしてましたが、それも1日20回もやってられないじゃないですか。通行人は「カーテンの隙間からオバケに見られてる!」って怖がり、冷蔵庫の野菜たちは「用もないのに開けてんじゃねーよ」って怒って野菜室一揆を起こすかも(?)

ここまで読んで、

「待ち時間に、別の仕事すりゃいいじゃん」

って思う人もいるかもしれません。私も思いました。しかし、これは上手く行かなかったのです。理由は後述します。

 

最近はスマホで5分くらいで1ゲームできるパズルゲーム(スヌーピードロップス)や5分くらいで1クエスト終わるRPG(オクトパストラベラー大陸の覇者)をやってたんですが、このスマホゲームってやつはよくできててね、5分じゃ終われないんですよね。「もう1回…」「もう1クエスト……」をやりたくなる。やりたくなるようにデザインされてる。

ハッと気づくと、30分経過してる。デプロイなんかとっくに終わっていて、なんだったらパソコンの画面が自動スリープで真っ黒になるからハッと気づく。で、「おわぁー!!!」ってなる。

 

結局、仕事が終わらず、ダラダラ夜遅くまで作業するハメに。。。

 

こんなことってありません?

リモートワークで人目がないいま、つい似たようなことで悩んでる人が私の他にもいると思うのです。

 

「ただ待つには長すぎ、席を立つには短すぎる待ち時間」が頻繁に発生することの問題点

この状態の問題点を3つに整理しました。

  1. 作業の切り替えが頻繁に発生する。作業の切り替えには時間がかかるため、効率がクソになる。
  2. やりかけの仕事、やりかけのゲームが大量発生して脳がわけわかんなくなる。すごい疲れる。
  3. 仕事の時間(ゲームして待つ時間も含む)がダラダラ伸びる。働いてないのに働きすぎ、みたいな変な感じになる。

 

1. 作業の切り替えが頻繁に発生する。作業の切り替えには時間がかかるため、効率がクソになる。

作業の切り替え回数が多ければ多いほど、効率は落ちます。

マルチタスクの弊害、ということでメンタリストDaigoさんはじめ、多くの人が大合唱していますね。マルチタスクとは、同時に複数の作業をこなす、という意味です。人間にマルチタスクはできないと言われています。仮にできているように見えても、作業の切り替えを頻繁に行っているだけ、とかなんとか。

では、なぜ作業の切り替え回数が多くなると効率が落ちるのか。

作業を切り替える時、脳は次の作業に必要な情報をいちいち思い出さないといけません。準備が必要なこともあります。この「初動」が無駄であり、集中力のロス、ひいては作業効率の悪化につながるというわけです。

私の例では、こんな感じ。

ソースコードを書く(10分)

→デプロイ実行(数秒)

→デプロイ待ち。スマホでゲーム(5分)

→テスト実行(数秒)

→処理待ち。スマホでゲーム(5分)

→結果確認・ソースコードを書く(10分)

→デプロイ待ち…以下同文

 

本来集中したい作業は「ソースコードを書く」の部分だけ。ですが、その前後に待ち時間が発生することで、「スマホでゲーム」が入っちゃってます。

テストが終わった後、結果を確認してソースコードを書く(直す)のですが、いちいち「どういう結果にならなきゃいけないんだっけ?」「ソースコードのどこをどう直したんだっけ?」と思い出す作業が入ります。スマホでゲームしてる5分間の間に、忘れちゃってるんですね。

もっというと、デプロイボタンを押した後、テストボタンを押した後、いちいちスマホに手を伸ばしていいか、他にやることなかったっけ、と迷ったり考えたりしています。スマホでゲームしている間も、仕事中なのにゲームしちゃってる自分と、でもほかにできることないししょうがないよね、と言い訳する自分とが葛藤して、脳内がめちゃくちゃ忙しいです。

この切り替え、葛藤が1日あたり20回の頻度で発生しているのです。そりゃ疲れるよねと。

 

2. 「やりかけの作業」が大量発生して、脳がわけわかんなくなる。特に、作業が似ていると最悪。

作業を途中で何度も切り替えると、「何を、どこまでやったか」を思い出すのがどんどん難しくなります。脳も疲れて集中力も落ちているので、加速度的に効率が悪くなります。

 

たとえば、私の場合、「ソースコードを書く」にもいくつかあります。Aというソースコード(Python)と、別の機能のBというソースコード(Node.js)と、どちらも自分の担当で作らないといけない状況がありました。

仕事をとっとと終わらせたかった私は、

「Aをデプロイ・テストしている待ち時間でBを書いて、Bをデプロイ・テストしている待ち時間にAを書けば無駄がない!」

と考えたのです。いわゆるマルチタスクですね。

 

結果、前にやったミス(ソースコードの修正)を繰り返したり、堂々巡りしたり。

気づいたら1日中かけてどちらも終わらず、しかもめちゃくちゃ疲れました。

 

待ち時間にゲームをしてでも、「まずはAを終わらせる。それまでBには手を付けない」のほうが効率が良いことに気付きました。

AとBはどちらもプログラミング(同種)で、集中力を要する作業ですが、ゲームで遊ぶのはある意味リラックスタイムであり、プログラミング作業とも似ていないのでまだ脳が混乱しにくかったのだと思います。

 

3. 仕事の時間(ゲームして待つ時間も含む)がダラダラ伸びる。働いてないのに働きすぎ、みたいな変な感じになる

解決できるまで終われない、誰も助けてくれない、という状況だと、仕事の時間がどんどん伸びてしまいます。

リモートワークだと「オフィスにいる時間」ではなく、「成果物」で評価されることが多いのでなおさらですね。

最悪、睡眠時間や食事の時間を削ってフラフラになりながらも終わるまでやり続けるしかない、みたいな。あまりに辛くてゲームに逃げたりするのですが、そんなことしても仕事は勝手に終わってくれないので、更に効率が落ちてクソになる。

 

「ただ待つには長すぎ、席を立つには短すぎる待ち時間」が頻繁に発生する人への解決策

さて、長々とアルアルやら問題点やらを列挙してきましたが、やることは2つだけ。冒頭で述べたとおりです。

サクサクっといきます。

 

解決策①スマホと、スマホの充電器を別の部屋に置く

スマホのプッシュ通知をオフにするだけでもマシですが、ついうっかり手に取ってしまったが最後、長々ゲームしてしまったり、SNSを見始めちゃったりします。それは、仕方ありません。頭のいい人たちが、考え抜いてそうなるように設計しているのですから。

かのスティーブ・ジョブズ氏は、自宅ではiPadを触る回数を自らに厳しく制限しており、自分の子供には触らせなかったという逸話が残っています。スマホは創造主自らが恐れるほどに、中毒性の高い代物だということを覚えておきましょう。

だから、できれば視界に入らないようにする、ポケットに入れておくのではなく別の部屋に置く、としたほうが良いです。

ちなみに私は、スマホの充電器を洗面所の上の棚に置いています。

こうすることで、自動的にスマホも洗面所の上の棚に追いやることができます。必要な時にだけ、そこから取り出して触る、という感じ。

 

これだけで、1日の「自由に使える時間」が2〜3時間レベルで増えます。

いままで、どれだけスマホに時間を吸われていたか、実感できますよ。

 

解決策②仕事をはじめる前に、3〜5分でできるレベルまで作業を細分化してタスク管理ツールに登録する

さて、スマホでゲームができないとなると、3〜5分の待ち時間、手持ち無沙汰ですよね。かといって、他の仕事を始めて「やりかけの仕事」が増えると余計に効率が落ちるのは前述した通り。

ではどうするかと言うと、「やりかけ」にならないようにすれば良いのです。

私の場合、1日に20回ほど3〜5分の待ち時間が発生するので、20個の「3〜5分でできる作業」を用意します。用意すると言っても、元々ある仕事を細かくするだけ。

こんな感じ。

30分もあれば終わります。仕事をはじめる前に、一気にガッと作り切るのがポイント。箇条書きでGoogle Keepなどのメモや紙の付箋に書き出すだけでもいいですが、Asanaのようなタスク管理ツールを使ってもいいと思います。

以下のようにタスク間の親子関係を表現できるし、一つ一つの作業ログも「コメント」などで残せます。

さらにさらに、そのまま上司にシェアできるので作業報告とかいちいちメールでやってる人は、メールを書く時間ごと削減できて一石三鳥。

 

作業1:◯◯さんへの返信

作業1−1:本文で聞かれている□□についてググって、参考になりそうなページを一つ選ぶ。

作業1−2:ページを読み込む

作業1−3:メールの返信文を書く

 

作業2:ソースコードAのエラーBを修正

作業2−1:ソースコードAのバックアップを作成

作業2−2:Aを実行してエラーBが再現することを確認

作業2−3:エラーBの原因と対策をググる

作業2−4:解決できる可能性の高い順に並べる

作業2−5:一番上の方法を試す

 

作業3:△△のプレゼン資料作成

作業3−1:パワポファイルの作成、ファイル名と表紙と決める

作業3−2:目次を作る

作業3−3:各ページのメッセージラインを書く

作業3−4:◯◯さんに送信してチェック依頼

作業3−5:3ページ目を作るのに必要なURLを一つ選んでノート欄に貼る

作業3−6:URLを読み込む

作業3−7:3ページ目を作る

 

どれも、3〜5分でできる粒度。これを、待ち時間が発生するたびに、何も考えずに上から順にこなしていけば良いのです。

一つ一つが小さいので、「やりかけ」にならないのがミソ。

どんどん「完了」になっていくので、気分爽快です。RPGのクエストっぽさも良くて、ゲーム好きはテンション爆上がりすることうけあいです。

 

まとめ

  • すきま時間でできるレベルまで仕事を細分化しよう
  • タスク管理ツールに細かいタスクレベルで登録しておくと、仕事がゲームのクエスト感覚でクリアできて楽しい
  • 作業効率を上げたいなら、スマホは別の部屋に置こう

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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それでは!

末岐 碧衣
  • 末岐 碧衣
  • フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
    2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
    無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。