[WEBコラム][書籍化] 素人が赤入れに初挑戦した話 〜書籍の売上に最も影響するものとは?〜

アルファポリスさんで書かせていただいているコラム『友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術』が、いよいよ書籍化に向けて最終調整にはいりました。これまで書いた原稿を一冊分にまとめて、修正したり並べ替えたりする感じです。

ホントは2月に出るはずだったんですが、なんとなく4月に延期になりました笑

で、ひとまず初校ということで、印刷されたものがおうちに届きました。

ひゃほーい

 

なんか、、、作家さんになったみたいで嬉しい。テンションあがります。

そして紙に印刷すると結構なボリュームになるもんだ、とね。(読むの大変そう。。。とかね。

 

ちなみに、私はコミュ障ぼっちでフリーランスのエンジニアをやっています、34歳です。私のプロフィールに興味を持ってくださった方は、ページ下部の筆者紹介、Twitter(@suekiaoi)やInstagram(@aoi.sueki)などからご確認いただければと思います。

 

一読者として、最後まで通しで読んだ感想

まずはざっと通しで読んでみました。

  • 自信なさげで説得力に欠ける
  • エピソードから結論へのつなぎが強引に感じる
  • 「コミュ障」と「ぼっち」の使い分けが曖昧
  • 自分が使えそうなテクニックなのか、その効果は何なのか、パッと見でわかりにくい

最後のは章末のまとめページ(未作成)とか目次とかあれば解消できそうなので、ひとまず上3つに該当するダメな箇所を直すことにしました。

 

作家さんみたいに、赤を入れてみる

Wordファイルでももらったのですが、せっかくなので紙の原稿に赤ペンで修正を入れていくことにしました。(形から入るタイプ

赤を入れる時、(ググって)自分なりに注意したポイント

  • 読み手を意識する
  • 同じ語尾が続いてないか
  • 強すぎる言葉を多用していないか
  • エピソードは、読んで映像が浮かぶか
  • 断定すべきところは断定しているか

写真は文章が写ってしまうし、それを個人的なブログに載せて良いのかわからないので割愛しますが、赤ペン片手にソファで原稿をめくるのは超いい気分でした。

 

紙に印刷して赤を入れるタイミングについて

いい気分なのは良かったのですが、修正したものを編集者の方に送り返すにあたって、流石にデータにした方が良いよね、、、って思ったので赤入れ原稿を横においてシコシコWordに打ち直しました。

で、やってて気付いたのです。

これ、二度手間じゃね? と。(←遅い

 

編集者さんに普通はどうやるもんなんですかね? って聞いたら、

普通は、紙かWordどっちかでやるので、打ち直していただかなくて大丈夫ですよ。

あと、紙に印刷したものに赤を入れるというのは、仕上げの、最後にやるのが一般的です。紙に印刷されると印象が変わることがあるので、その最終チェックですね。

ですよね〜(涙)

 

プロの編集者からアドバイス

私が素人なりに考えたこととかテンションあがったとかだけ書いててもアレなので、実のある話も載せたいと思います。

特に売上に大きく影響する「はじめに」の部分を修正するにあたり、編集者の方からこれだけは守ってくれ、というのを言付かりました。

 

・構成の順序を大きく変えない
 →基本的には「共感作り」「著者の説明」「内容の説明」の順で
  構成しています。
・難しい内容の本だと思わせない
 →「はじめに」では、本編以上に、末岐さんの優しい人柄だったり、
  不器用で弱い一面を見せたいです。
  この「はじめに」で読み手の仲間だと思わせたいと思っています。
  読み手を突き放すような難しい用語を書いたり、
  厳しい考え方を押しつけたり、
  自身のキャリアを華々しく書くのは避けてください。
・読み手の悩みに寄り添う
 →この本で「読者(コミュ障)を救いたい」というスタンスを
  見せたいです。
  その態度が強すぎると嘘っぽくなるので、バランスに注意してください。
プロなので当たり前なのかもしれませんが、編集者さんってホントに言うことが簡潔で的確で、特に文章におけるコミュニケーションでは全く無駄がないですね。
逆に、IT業界・エンジニアなんかは「ソースが正」みたいなところがあり、「口で説明したりドキュメント作るとか無駄だからソースコード読めや」的なノリの人が結構います(私もですが)。なので、仕事でメールのやり取りすると、主語がなかったり何の話なのかわかりにくかったり。
読んだ瞬間に言いたいこと、指示がバッチリわかる、という人のほうが少ない感じがします。(もちろん、中には的確で無駄のない文章を書く人もいますよ!)
今後も仕事をする上で、文章を書く上で、お手本にさせてもらいたいと思います。

 

ズバリ、書籍の売上に大きく影響するものって?

これも編集者さんから聞いたことですが、以下は売上に大きく影響するので、通常の本作りでは最後の最後まで調整を繰り返すそうです。

  • 表紙
  • はじめに
  • 目次
  • 第一章の一項

ビジネス書においては、第一章の一項が勝負どころ。なので、一番最初に一番重要な内容を持ってくるのです、と。

たしかに、自分も本を買うかどうか決める時って、レビュー見て、はじめにと目次読んで、第一章の一項をパラパラっと見て、買うかどうか決めますね。Amazonでも立ち読みできるのは最初の方だけだし。

なので、最初に本文が完成して、最後に目次とはじめにが完成する流れ。素人のオイラは先に目次を固めるもんだと思っていたので(プレゼン資料とかは目次から作って肉付けしていきますからね)、なんか本作りって難しいなぁって感じました。

かなりギリギリの段階で並べ替えたり目次ごとガラッと変えたりすることもあるみたい。

 

まとめ

  • 本の売上に大きく影響するものは、「表紙」「はじめに」「目次」、そして「第一章の一項」
  • 赤入れは最初はWordで、最後に紙でやる
  • 特に、目次は最後の最後まで調整する

本作りのウラ話、ちょっとだけ書いてみた。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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それでは!

末岐 碧衣
  • 末岐 碧衣
  • フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
    2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
    無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。