APIサービスが使えない!? 法人口座を三菱UFJのBizStationにしたMacユーザの末路

どうも、末岐碧衣です。
法人口座としてBizStationを利用しているMacユーザのあなた、会計アプリとのAPI連携が使えなくて困っていませんか?
結論から申し上げますが、
Macユーザは法人口座の「BizStation」でAPIサービスを利用できません。(2021年1月13日時点)
※BizStation LightはWindowsでもダメ。
ちなみに、連携先の会計アプリ(Freee、マネーフォワード、等)のせいじゃありません。一応、Freeeでもマネーフォワードでも試して、同じ結果になることを確認しました。
APIサービスの表示がないことをBizStationに問い合わせたら、衝撃の返答
私「APIサービスを使いたいんですが、BizStation画面の追加サービスにAPIサービスという文言が表示されていないんです」
Biz「お客様はMacをお使いなんですよね? その場合、APIサービスはご利用いただけないんです」
私「じゃあ、Windowsのパソコンを使えば、APIサービスのボタンが出るってことですか?」
Biz「いえ、ご契約がMacとなっておりますので、APIサービスをご利用いただくには、Windowsで再度ご契約をしていただく必要があります」
私「(www)あ、なるほど……じゃあいいです。ありがとうございました」
会計アプリとAPI連携できないBizStationを、なぜ選んでしまったか?
BizStationマジで使いにくいです。
しかも高い! 1,760円/月って、、YouTube Premiamuより高いですよ。
いまどきデバイスごとに契約を分けている時点で化石感が半端じゃない(つか初めて見ました……)ですが、UIもわかりにくい・Chromeで開けない・使いにくい・反応が遅い上に、ネットサービスのくせに休日は使えなかったりします。
しかも、明細照会は全期間ではなく、まさかの「前月1日から当日までの明細を照会できます」でした。それ以前の分は、ネットでは確認できないとのこと。なんでやねん笑!
なにも悪いことしてないのに、通帳記帳の刑に処される……20年くらい前からほぼメンテしてないし、する気もないんだろうなって感じのサービスですね。
すごいウンコサービス!
散々悪口いいましたが、なぜ法人口座を三菱UFJ(BizStation)にしたかというと、不動産投資で融資を受けるためです。
私の大好きな、無料で使い放題・止まらない・UIもイケてる・開設もオンラインで完結、でお馴染みの各種ネットバンクでは、日本政策金融公庫を始めとする多くの金融機関で、融資が受けられないのです。(ネットバンクへの振込に対応してない)
で、泣く泣くハンコと通帳を持って、このコロナ禍にわざわざ銀行窓口に行ったわけです。
銀行窓口って要ります? 印鑑も。
全世界から無くなってほしい。窓口はすげー人多いし待たされるし、印鑑は認印だかゴム印だか何が何だかわからんし。
融資は無事受けられましたが、毎月この利用料払って会計アプリと連携もできないとは、、、うーん。納得行かないですね。
自分がエンジニアだからかもしれませんが、やっぱどうしても不動産業界の界隈は時代から遅れてるなぁという印象。
Internet Explorer以外は拒絶? 三菱UFJ(法人)(API)の認証ページ…
実は、BizStationに問い合わせるまでに、もうひと盛り上がりしてまして。
最初は、会計アプリ(Freee)側の問題だと思ったんですよ。
Freeeの画面の「口座連携」で「三菱UFJ(法人)(API)の認証ページへ」というボタンの上に
申し込みがお済みでない場合、Internet Explorerを使いこちらからログインしてAPI使用申し込みを行ってください。
とあり、リンクを押すと「ページを開けません」エラーになったから。
三菱UFJ(BizStation)との口座連携は、Internet Explorerじゃないとできないのね!と。
Macという洗練されたデバイスには、Internet Explorerとかいう化石ブラウザは入ってませんからね。
一応、Safari、Chromeでやってみたんですが、口座連携ボタンを押すと「ページを表示できません」ページに遷移。ムカつく。
もう会社作る時に課金しちゃってるし、、、と、チャットサポートを使って問い合わせたのところ、待ち時間込みで40分かけて「IEじゃないと無理っすね」との結論でした。それは知っとんねん!!
そんなにIE、IE言うなら、こちとらエンジニアの意地を見せちゃる……!
と、貧乏ゆすり&歯ぎしりでイライラを発散させながら、①GCPにWindowsOSのVM(仮想マシン)インスタンスを立てて、②わざわざMacにMicrosoft Remote Desktopをインストールして、③RDP(リモートデスクトップ)接続してやりましたよ。
ざまぁ見ろコンチクショー!!!
まさかMacでWindowsのデスクトップを使う日が来ようとは、、、人生なにがあるかわかりませんね。
さぁ、これならお前らの大好きなIEや!これで連携できるやろうな! とログインしようとしたら、
なんですのコレ・・・
見たことない、一面グレーのページに遷移しました。
ここまでやって、ログインできませんでしたー、という結末。なんとまぁ。
ログインボタンは押せるんですが、何も起こらない。。そんなことってあるんですね。
Internet ExplorerでもWindowsパソコンを使ってもNG。BizStationのしょっぱすぎる仕様
後日、諦めきれずに実家で親のWindowsパソコンを借りて口座連携を試みました。結果、、、
はいダメーwww
後日、冒頭でお話した「BizStationはデバイス(Mac/Windows)ごとに契約が分かれている」というしょっぱすぎる仕様が判明したという結末でした。
ちゃんちゃん。
それにしても、「このページは表示できません」とか「ブラウザが対応していません」ってエラーメッセージは不親切すぎるというか、誤解をまねくというか。
「Mac契約なのでAPIサービスはご利用いただけません」って出してくれれば済む話なのに。
時間返せっ!
むかつく。
まとめ
- Macユーザは、三菱UFJ「BizStation」のAPIサービスを利用できない(有料なのに!)
- 融資を使わないなら、有料のメガバンクではなく無料のネットバンクの方が断然オススメ
この速攻でBizStation解約した★
それでは!