コミュ障ぼっちのフリーランスが実践している、いちばん簡単な節税対策3選

どうも、末岐碧衣です。

先日、ふるさと納税の話をしたので、ついでにもうちょっと深ぼったフリーランス向けの節税対策について、私が実践して得した内容をご紹介したいと思います。

いちばん簡単な税金の計算方法(図解)

節税節税と言う前に、まずは、税金の計算方法を理解しましょう。

図にすると、こんな感じ。

一番上が収入ですね。給与とか、事業での売上とか。

ここから、収入を得るためにかかった経費を引いて、所得金額を算出します。

 

サラリーマンで税金対策を何もしていないノーガードな人は、所得金額=課税所得になってしまい、この金額に応じて税率が決まってしまいます。ですが、iDeCoとか小規模企業共済をやると、ここに拠出したお金を所得金額から差し引く(控除する)ことができます。

所得金額が下がると、所得税も下がります。日本は累進課税で所得が多い人ほど税金も多くなる国なので、ここをうまく下げられると、蓄財レースにおいてはとっても有利なのです。

 

上の図の例だと、最終的な所得税額はこんなに変わってきます。

ノーガードの人:366万円 × 税率20% = 73.2万円

節税対策やってる人:209万円 × 税率10% − 住宅ローン控除10万円 − 寄付金控除額5万円 = 5.9万円

 

節税対策やっている人は、この払わずにすんだ67.3万円分、自分の好きに使えるお金が増えるということです。

ちなみに、先日お話したふるさと納税で買い物した分は、この「寄付金控除額」に当てはめまります。ただ税金として支払うよりも、日用品とか贅沢品とか買って払ったことにした方がどう考えてもお得ですよね。

今年の申告に入れられるのは今年買った分だけなので、12月末まではふるさと納税サイトで買いものすれば、来年の税金を下げることができますよ。

 

コミュ障ぼっちのフリーランスが実践している、いちばん簡単な節税対策① 青色申告控除

上の図でいうと、収入があって、そこから経費を引いて、その下らへんにあります。

つまり、経費以外で収入から差し引ける唯一の控除、それが、青色申告控除なのです。これは金額が65万円と決まっています。なにもせずに、申し込むだけで65万円を所得から引いてくれるのですから、これはもうやらない理由が見つかりません。

ちなみに、確定申告は青か白か選べるのですが、白だと10万円しか引いてもらえません。確定申告で青色にしてない人は55万円分損しているので、やったほうが良いですよ。

 

青とか白とか、なにが違うねん?

という人に簡単に説明すると、白は簡易版の確定申告、というだけです。

ただ、青がめちゃくちゃ難しいかと言うと実はそうでもありません。今は優秀な会計ソフトがたくさん出ていて、(マネーフォワードとか、Freeeとか)青色だろうが白色だろうが、確定申告書類も自動で作成してくれます。

会計ソフトはさすがに有料なのですが、年間で1〜2万円くらいです。それで、65万円得するなら、63万円の黒字です。「1万円? もったいない」とか言ってる場合じゃないですね。やらない方がもったいないです。

上の図が頭に入っていれば、自分で手書きで作ることもできますが、時間がもったいないので私はぜんぶ会計ソフトで自動出力してそのまま電子申告しています。ちなみに、私が使っているのはFreee。(ただ、来年からはマネーフォワードに変えるかも。家計簿アプリと連動させたいとか、別の事情があり〜)

 

コミュ障ぼっちのフリーランスが実践している、いちばん簡単な節税対策② 小規模企業共済

小規模企業共済は、フリーランスだけが入れる定期預金みたいなもの。

やることは至極シンプルで、ただ申し込んで、毎月定額を積み立てていくだけ。銀行の定期預金だと100年積み立てても節税にはなりませんが、これを小規模企業共済にきりかえるだけで、最大84万円の「小規模企業共済控除」が受けられます。

上の図だと真ん中らへんにありますね。最大84万円というのは一ヶ月の上限が7万円と決まっているからです。

20年積み立てれば、84 × 20 = 1,680万円になり、これがまるまる節税になるのです。すごくね? やらない理由なくね?

 

より正確にいうなら、フリーランス向けの年金なんですけどね。年金って言うと、「払いたくねぇ!どうせ返ってこないし!」って耳をふさいでダッシュで逃げていく人がいそうなので、あえて定期預金という表現にしました。小規模企業共済は、国民年金と違ってもらえる額を勝手に下げられたり受給年齢を後ろに倒される心配はありません。

サラリーマンは厚生年金、知っているフリーランスは小規模企業共済に積み立てていくのです。そして、一番損しているのが、知らないフリーランス。こういう制度を利用しないと、サラリーマンの頃の方が断然マシだった、という重い税金をかせられることになります。かつての私のように(国民健康保険、国民年金、住民税で毎月収入の半分近く飛んでいっていた頃も、、、チクショー!!!)

 

以下、20年間7万円ずつ積み立てた場合の中小機構の公式サイトでできるシミュレーション結果です。

年金としてもらう(共済金B)なら、金額は1,861万円。つまり、掛けた金額より増えています。すごくね?

廃業して退職金みたいな感じで受け取る(共済金A)なら、さらに高額で1,950万円ですよ。年金=払ったら戻ってこない、ですが、小規模企業共済はちゃんと増えて戻ってくるので安心ですね。

掛け金や年数に応じて給付額も変わってくるので、加入を検討しているフリーランスの人は一度やってみると良いと思います。

 

コミュ障ぼっちのフリーランスが実践している、いちばん簡単な節税対策③ ふるさと納税

ふるさと納税に関しては前の記事で詳しく触れたのでここではサラッとだけ。

ふるさと納税というのは、地方の特産品を超高額で買って(=寄附)、地方の再生に貢献してくれたらその分の税金は免除してあげるよ的制度です。

やることはふるさと納税サイト(楽天とかさとふるとか)で買い物して、確定申告で贈られてきた書類を添付するだけ。めっちゃ簡単なのです。

 

注意すべきは、寄附金として確定申告できる上限額が人によって違うこと。自分の上限を超えないようにしましょう。(超えちゃった分は、ガチ寄附、つまりただ割高なものを買っただけになる)

あと、確定申告を忘れないようにする、くらいかな。

ほとんど頭使わないし時間もかからない(しかも買い物自体は楽しい)ので、これで更に節税になるならやらない理由が見つかりません。

 

番外編: フリーランスの節税といえば、iDeCo(確定拠出年金)、つみたてNISAやろ?

フリーランス、節税とくればこの2つは外せませんね。ただ、iDeCoもつみたてNISAも、投資信託。自分で銘柄を選んだり債権と株式のバランスを考えたりと、結構やることがあります。

めちゃくちゃ節税には効くのですが、ちょっと投資の勉強が必要かなぁ、という印象です。青色申告、小規模企業共済、ふるさと納税みたいに、申し込むだけでOKというものではなく、自分で運用していくものなので、「いちばん簡単な」という点でいうと違うかなーと思って外しました。

この辺はいずれ別の記事でくわしくまとめたいと思っています。

 

まとめ

  • 節税している人としていない人とでは、翌年の税金額がウン十万円単位で違う
  • 申し込むだけ! 青色申告、小規模企業共済、ふるさと納税はやらなきゃ損
  • iDeCoやNISAは、ちょい勉強が必要(でも節税にはめっちゃ効く!)

それでは!

末岐 碧衣
  • 末岐 碧衣
  • フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
    2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
    無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。