始まる前から失敗している起業の共通点

どうも、すえきあおいです。

気づけば12月ですね! 至る所でクリスマスソングが流れていますが、聞くたびに気温がすげー下がるのでやめてほしい。

今年はサンタさんに、「とても口に出しては言えないような卑猥なお願い事」をするつもりです。

それはさて置き、今日は「始める前から失敗している起業」について書きたい思います。(←急に笑)

ここで言う起業とは、個人事業主になることではなく、法人を作るって意味です。

最近、年金2000万円足りない問題とか早期リストラ募集とか消費税増税とか手取り140万円日本終わってるツイートとか、サラリーマンの方は不安を感じるだろうな、ってニュースが増えてますね。ですが!

「ヤバイ、サラリーマンだめだ。とにかく独立だ! 起業だ!」ってノリの人、ちょっと落ち着いて考えた方が良いと思うんですよね。

私自身、失敗してちゃ〜んと痛い目をみたので(笑)ちょっとは参考になる話ができるかと思います。

始まる前から失敗している起業とは

結論から言いますが、「目的がない起業」です。

ここで言う目的とは、「一生雇われないで生きていく」とか「自分一人でも食ってけるようになる」とか「好きなことで生計を立てる」ではないです。

重要なのは

「なぜ、起業である必要があるのか」

であり、もっと言うと

「なぜ、会社を作る必要があるのか」

を突き詰めて考えることだと思うんです。

別に会社作るだけならリスクはないからとりあえず起業してみよう。そのうち何かやりたいことが見えてくると思う……

実は5年前の私なんですが(笑)、コレではダメです。まるでダメです。まるでダメな思い込み、略してマダオです。

事業として明確かつ具体的に「やりたいこと」があり、さらに「それは会社を作らないと出来ないこと」でないなら、

登記費用、税理士報酬、手続きにかかるたくさんの手間と時間の無駄なのでやめた方が良いです。

まずは個人事業主として独立するだけで十分です。法人化するのはいつでもできるので、目安としては1000万円くらいの売上が出てからで大丈夫。というか、それ以前に法人化すると、死ぬほどつまらない事務仕事が死ぬほど増えて本業に割くべき時間とエネルギーがめっちゃ削られます。

特に初年度なんか、わからないことだらけですからね。私なんかは、税務処理とか保険とか補助金とか、クソめんどくさい調べものに追われて、本来やりたかった企画・システム開発が全部後回しになっちゃって、なんかウンザリした思い出があります。

法人化すると赤字を10年繰り越せるとかいろいろありますが、節税のために赤字を出すとか、そもそもその会社って何のために存在してるの?って感じじゃないですか。利益出せないなら株式会社の存在意義がないですから。

節税のことを考えるなら、課税所得が1000万円とか超えてくるくらいのタイミングで十分だと思います。

やりたいこと=自分の好きなこと、ではない

例えば、けん玉が好きだとして。けん玉がやりたいことだとして。

それって自分以外をハッピーにしますか?ってことを考えていかないといけないんじゃないかと。

けん玉をやることについて、自分は間違いなくハッピーですが、自分がけん玉をやることで誰か他の人に価値を与えることができるかというと、結構難しいじゃないですか。

「あなたにけん玉をやって欲しい」って思ってる人が0人なら、「けん玉をやること」で発生する価値も0なわけで。それにお金を払ってくれる人がいないからね。

とすると、趣味でやるなら好きなだけやればいいけど、それが「得意だから」「好きだから」って事業としてやるのは完全に間違っています。やっても結局、誰からも事業価値を認めてもらえない(お金がもらえない)のに、けん玉を買う経費とかは掛かり続けるので、事業として続けることは遅からずできなくなります。

わかりやすく「けん玉」を例にしましたが、私のように「小説を書く」でも「音楽で人を感動させる」でも「今までにないサービスを立ち上げる」でも同じ。

「(私が書く)小説を読みたい」「あなたの作る音楽を聴きたい」「そのサービスを利用したい」って思っている人が0人なら、事業としての価値は0です。

だから私がシコシコ頑張って書いた小説も、失恋の痛みに耐えながら作ったスマホアプリも、

その創作に何ヶ月、何年、何十万円かかっていようが、

価値は0なんです!

(あれ、なんか視界が滲んで、、、)

そもそも「やりたいこと」がない人

「良い人」って言われる人に多いと思うんですけど、何にでも「うんうん」って優しくうなずいてくれる人っているじゃないですか。あれ、優しくて良い人だなーってホッコリはするんですけど、一緒に過ごした合計時間が大きくなってくると、だんだんその人に飽きてくることないですか。

なんか、壁にニコニコマークかいてそいつに向かって話してても同じだな、みたいな。

まぁコレ、ことによると私がクソ野郎なだけの可能性も大いにありますけど(白目

ともかく、なんか自分の考えがない人に見えるんですよね。

厳密に言うと「自分の考えがない人」なんて存在しないんですけど、自分が思ったことを押し殺し続けて他人に迎合し続けると、自分でも自分の考えがわからなくなるってことはあると思うんです。

で、みんなの意見が正しく思えちゃう、みたいな。

で、自分がどうしたいのか、何がやりたいのか、わからなくなる、みたいな。

「肉が食べたい」とかそういう表面的なやりたいことではなく、より深いレベルでの、やりたいこと、つまり「人生で達成したいこと」という意味でのやりたいことね。

だから、「会社(今の仕事)を辞めたい」という願望はあっても、その先がない人が結構いる気がする。(わたしは完全にコレでしたw)

「脱サラして起業したい」というのは、「とにかく脱サラしたい」と言っているのと同じ。

なぜなら起業は手段であって、目的ではないからです。

重要なことは、「起業して何を成し遂げたいのか」「その手段が、なぜ起業である必要があるのか」なんですよね。

この答えが即答できないうちは、起業はオススメしません。

それでは!

aoi
  • aoi
  • フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
    2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
    無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。