【第6夜】指宿旅行〜計画どおり早朝に出発してたら死んでたかも。ようやく登頂!編〜

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どうも、白戸です。2018/1/6、7の土日を使って指宿(いぶすき)に行ってきました。

 

前回まで(↓)の続きです。

【前夜】指宿旅行〜すべての無駄を排除した完璧な旅行計画〜

【第1夜】指宿旅行 〜レンタカー借りてものの5分で事故りそうになった編〜

【第2夜】指宿旅行〜開聞岳(1回目)登山に失敗したおバカな理由とは!?編〜

【第3夜】指宿旅行〜浦島太郎伝説の地を観光!たまて箱温泉、長崎鼻、竜宮神社編〜

【第4夜】指宿旅行〜真冬に人生初のソロテント泊。寒すぎて悪夢を見たよ編〜

【第5夜】指宿旅行〜開聞岳、人生初のソロ登山は真っ暗闇でスタートしました編〜

 

現時点における完璧な旅行計画と現実とのズレ(その5)

<計画>

二日目

二日目一発目は、まだ暗いうちから二回目の登山を開始。日の出とほぼ同時刻に登頂し、山頂で日の出を眺めながらモーニングコーヒーで祝杯。

の、はずでした。

 

<現実>

たったひとり、無人のキャンプ場で寒さに震えながらソロテント泊。リアルドラクエテント状態を体験するも、ドラクエと違ってHP・MPは全く回復せず。靴擦れも治っていません。

二日目の4:40起床、寒さに負けて朝食にインスタントラーメンを作り始めるも、外気温が低すぎてお湯が全然沸かないトラブルに見舞われ、出発予定時刻のAM5:10を30分オーバー。その上、暗すぎてキャンプ場から出る登山口への入り口が見つけられないというトドメの迷子イベントが発生。もう日の出を山頂で眺めるのは絶望的と思われる中、、、

AM6:00、計画の40分遅れで真っ暗な山中を蟲師さながらにひとりで歩くうち、疑心暗鬼になって様々な嫌な幻覚を見ながらをもなんとか生きて6:45、5合目に到達。ここで、早朝の絶景にひどく感動する。蟲師状態で山中をひとり静かに歩くのも悪くないかもと味をしめはじめた白戸であったが、、、

 

昨日水をくれなかったお兄さんが難所といっていた7合目とは…?

すみません、6合目の看板は見つけられませんでした。いつまで経っても6合目に着かねぇなーと思いながらまたも狐に化かされた可能性を疑い始めていたので、この看板を見つけた時はちょっと得した気分でした。

AM7:16、7合目に到達。もうかなり明るい。

もう空も白み始めていて、よく考えたらちょうど日の出の時刻です。予定では山頂に着いているはずだったのですが、まぁ、どうせ曇ってたし気にしないことにしました。

それよりも、昨日水を(自発的に)恵んでくれなかったお兄さんが「7合目からは結構キツイですよ」って言っていたのでちょっとドキドキしながらレッツゴー!

 

で、すぐにお兄さんが言ってた意味が超わかりました。

柵も何もなし。あまりの高さに足がすくみます。

マジ? 登山ってこういう感じだっけ? と。

ここで足を踏み外したら下まで真っ逆さまだなって感じですね。しかも岩が朝露に濡れてぬるぬるしてます。神様の嫌がらせでしょうか。

 

ここは、さすがに死を意識せずにはいられませんでした。不思議なことに、さっきまで耐え難いと思っていた足の痛みが、この開けた天空ビューポイントに出た瞬間、全く感じなくなりました。もちろんYahoo!ニュースのこととか考える余裕すらなく、ひたすら岩にケツをスリスリしながら安全第一で進み続けました。手もドロドロです。

一度、45Lのザックが突き出た枝に引っかかって足を滑らせそうになった瞬間は、このザックを練習とかほざいて持ってきたことを激しく後悔しましたが、それ以外は特に「あ、死んだコレ」と思うほどのヒヤリイベントは発生しませんでした。でも帰り道はもっと怖いなーと。

 

というか、今考えたら、ラーメン食べずに時間通り出発して当初の「山頂で日の出をお供にモーニングコーヒー」計画が順調に進んでたら、まだ真っ暗な6:30ごろにこの辺を通過している計算になります。。。うん、無理!

確実に滑落して死んでたね、それ!!!

まぁ、ここからあの夜景が楽しめたかと思うとちょっと残念ではありますが、手元が見える状態でも一度死にかけたので、あのヌルヌル加減も目視できない真っ暗闇の中、この絶景すぎる岩場ポイントは危ないと思います。マジで。

 

いやー、良かった。

計画どおり行かなくて本当良かった!!

キャンプ場でバカみてーに迷子になった甲斐がありました!!!

 

 

8合目、9合目も、岩場の緊張感で足の痛みを忘れる

何とか7合目は乗り切りましたが、8、9合目も7合目同様、さきほどのような絶景すぎる岩場ポイント(?)が続きます。すげーハード!!開聞岳舐めてました。すみません

ロープ、、だと?

つか、この道を昨日の人の良さそうな老夫婦とか子連れの幸せ家族たちが通過するイメージがわきません。本当に登頂して帰ってきたの?

でも登頂してたとしたら、、、あの人たち、見かけによらずヤりますね! 私の両親より絶対年上だろっていう60代・70代と思しきの夫婦もいたので、両親を誘ってみようかなとか、いや、普段運動してないから無理かなとか色々思いました。とりあえず両親の件は保留。

まずは、私が生きて帰らないと誘うもクソもないので。

 

あ、言い忘れましたけど7合目の半ばあたりから、この旅の目標は開聞岳登頂でもダイエットでもなく「生きて帰ること」になってますから。切り替え済みですから。

 

 

いよいよ山頂、、、の前に怪しげな神社。驚きのその名前とは?

何度か死にかけながらも、山頂に到着、、、と思いきや、何やら山頂を目前にして怪しげな鳥居を発見。

こんなところに神様がおわしました

なんと、御獄(みたけ)神社ではありませんか!!

 

なんという運命のいたずらでしょう。実は私、今年の正月は実家で過ごしまして。両親&弟家族に連行されて(あと甘酒につられて)近所の神社に初詣に行ったですが、そのときの神社の名前も御獄(みたけ)神社なのです。字も全く同じ!

初詣にいった御獄神社。

「なんかすげー」って感無量になりましたね。生死の境をさまよってきたばかりなので心が敏感になっていたのもあります。

 

まぁそんだけなんですけどね。あれ、いま冷静に書くとそんなに騒ぐほどのことじゃないのかも?(笑)

 

登頂!山頂、強風すぎてワロタwww5分といられず退避開始。

AM8:04、登頂!! 登山口からちょうど2時間ですね。いやぁ、やればできるもんですねー。為せば成る!

あいにくの曇り。絶景…?

うーん。綺麗っていうか、風強すぎ&高すぎで怖い。

それはさて置き、さっきの御獄(みたけ)神社の手前らへんから気づいてたんですが、、、

風強すぎ!!!www

それはもう、めちゃくちゃ「ゴーゴー」言ってるんですよ。風が。もしかしたらさっき賽銭しなかった件でキレた御獄神社におわす神が、か弱い私を風でふきとばそうとしてるのかもしれません。

つか、こんな強風地帯で「優雅に日の出を見ながらモーニングコーヒー」とか、どこの馬鹿が言ってんだって話ですよコレ。まぁ私ですけどね。私しかいねーし!クソが!!

 

ええと。こちら、動画も撮影したので、壮大なパノラマと共に風の轟音をお楽しみください。(音量注意)

開聞岳山頂にて撮影

 

強風すぎてしかも汗が冷えて一気に極寒になりまして。

とても悠長にお湯が沸くの待ってらんねーわ(つか強風すぎて着火不可能)ということで、撮影だけして5分と経たないうちに早々に下山開始。

「山頂に水場ありますかぁ?」ってアホヅラで聞いていた昨日の私が、登山客の皆様の目にどんだけ馬鹿に映ったかを想像して顔から火が出そうでしたが、強風すぎて火は出ませんでした。。。これ、「日の出」と着火の「火」をかけてる超面白いやつね!笑った!?笑いましたよね!? 初笑いいただきましたよね!!? あけましておめでとうございます!(?)

 

テンション↓↓の下山。7合目までの難所は恐怖!!の一言。

さて、山頂からの景色が明らかに5合目からみた薄暗がりのなかの夜景(?)や、7合目の絶景岩場スポットからみた絶景パノラマと比較してなんか見劣りしたので(寒いし。)、こんなもんか、とちょっとテンション下がりながらも下山を開始。

 

とっとと下山してあったかい蕎麦を食べたい気分です。

コーヒーは気持ちが萎えたのでもういいです。

 

この時点でもう山への関心はすっかり失せ、足の痛み(靴擦れと膝)が激痛として蘇ってきます。こんな痛む足ではふらついたときに踏ん張りがききません。場所によっては、うっかり足すべらせたら怪我では済みません。マジで。

こういう木のはしごが一番こわかった。超滑る。

なので、下りは上りより安全第一、服が泥まみれになるのも構わず、岩にケツをすりすりしながら慎重に慎重を重ねて下山。誰もいないのをいいことに、「私は芋虫」とつぶやきながら進みました。私だったら、こんなやつが前からやってきたら怖くて人生終わる。

 

さて、足は力が入りにくいので、手を使いまくりました。

木につかまったり岩につかまったり。みなさんも、開聞岳を下山する際はこの方法がおすすめです。理由その1、滑って死なない。理由その2、岩や木に手で触れることにより自然のエネルギーを感じることができる。理由その3、、、思いつかないので自分で考えてください。

 

8合目あたりから途中、登ってくる早朝登山客ともすれ違いはじめました。

「山頂からハデに滑落したの?」ってくらい超泥だらけな自分の姿を恥ずかしく思いながらも、やけくそで元気いっぱい挨拶しました。

 

 

下山7合目以降、351回ほど足を滑らせ、8回はマジで転倒。

その後、難所の7合目もすぎ、岩にすりすりする必要もなくなったのでここからはまた飛ばして下ります。(6合目は結局看板を見つけられなかった)、5合目を過ぎる辺りまではほとんど走って下りました。

 

しかし。

ここにきて、絶景岩場スポットを抜けて緊張の糸が切れたのか、膝が衝撃に耐えられなくなったのか、膝がめちゃんこ痛い!!特に右膝!!

もう右膝様が警告してくるんですよ。ヤバいヤバいと。もう限界やねんと。もう膝の軟骨がなくなろうとしてる(?)と。

ここ

すでに私の心は、一刻も早く下山し、しばらくじっと座っていたい気持ちでいっぱいです。あと蕎麦と砂蒸し風呂ね。あとお家にかえりたい(泣)

しゃがみこんで救助を呼ぶほどではないし、ドラクエ風にワープで脱出もできません。

とにかく足を前に動すしか、山から出る方法はないのです。その急く気持ちのためか、限界を超えた右膝様をなお酷使し、ダッシュで下ります。

すると、「わいは警告したで!もう知らんからな!」と右膝様がさじを投げたのか、4合目の途中らへんからまったく痛みを感じなくなりました。同時に、ふんばりが全く効かなくなりました。

そして神の嫌がらせによる采配か、私の右膝が死んだのを見計らったタイミングでこういう道が続きます。

ゴロゴロ小石の道。滑りまくりスポット。

ここで、300回以上は足を滑らせ、8回は実際に転倒しました。ドシャアッってw

しかも、下るにつれ、登ってくる登山客とのすれ違いが増えてきます。

一度、ハデに転倒しているところを前から来るカップルに目撃されましたが爽やかにわらってダッシュで走り去りました。

 

多分、泥だらけの手で日焼け止め塗り直したりしてたので顔も泥だらけと思われます。でも気にしないことにしました。もしかしたら、優しくてイケメンの男性が「そこのお嬢さん、顔が泥だらけですよ。ハハハ」と爽やかに笑い、シルクのハンカチーフで私の顔についた泥およびその他の汚れを拭き取ってくれるかもしれませんからね。そこから富士山の深雪も溶かすほどの燃えるような熱い恋が始まるかもしれませんからね。そんな希望を胸に抱き、ガンガン下山していきます。

まぁ、今回はたまたまそういう紳士には出会わなかったですけどね。わかってたけどね。

 

なんとか下山し、登山口(2合目)に着いたのがAM10:00。ちょうど蕎麦屋がオープンしたかな?と思ってお腹をぐーぐー鳴らしながら戻りましたが、なんとまだ「準備中」の看板が。ちぇっ。

まず顔を洗い、ケツといわず全身についた泥を簡単に落とし、ぽつんと寂しくたたずむテントを撤収。

明るい場所で見るとより寂しい。

10:30に車に乗り込み、昨日行った竜宮神社、たまて箱温泉はスキップし、次なる目的地「道の駅山川港活お海道(いおかいどう)」へむけ出発!

 

道の駅ではお土産を買い、新鮮魚介を使った絶品海の幸ランチに舌鼓を打つ予定です。うふふ。もう辛いイベントはやり切ったので、あとは観光&温泉を楽しむだけ! 合宿モードは解除で、ここからは旅行を楽しみます。

続く!

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