【第3夜】指宿旅行〜浦島太郎伝説の地を観光!たまて箱温泉、長崎鼻、竜宮神社編〜
どうも、白戸です。2018/1/6、7の土日を使って指宿(いぶすき)に行ってきました。
前回まで(↓)の続きです。
【前夜】指宿旅行〜ムダのない旅行計画、登山・キャンプ装備の事前テスト編〜
【第1夜】指宿旅行〜レンタカー借りてものの5分で事故りそうになった編〜
【第2夜】指宿旅行〜開聞岳(1回目)登山に失敗したおバカな理由とは!?編〜
現時点における完璧な旅行計画と現実とのズレ(その2)
<計画>
初日の計画は、10:00行動開始。人生初のレンタカーで人生初の高速に乗り、指宿スカイラインをドライブ。11:40には「かいもん山麓ふれあい公園」に到着し、テント設営。12:00に開聞岳のソロ登山(一回目)を開始し、遅くとも17:00には下山。そのまま「かいもん山麓ふれあい公園」にてテント泊。満天の星空を楽しみながら一杯、、、
の、はずでした。
<現実>
スカイレンタカー鹿児島中央店の受付係が私を30分間無視したためレンタカー屋を出るのが遅れ、その後レンタカーで部屋に戻る際に横着してナビを使わなかったせいで5分で着くはずが30分を要しました。しかも事故りそうになり、部屋で引きこもりたい気持ちと戦い、あとナビを指宿スカイラインにセットできず、でも国道ではみんなに合わせて制限速度をオーバーして飛ばしまくったおかげで、なんだかんだで結局1時間遅れの13:00に「かいもん山麓ふれあい公園」に到着。
急げば日の入前に下山できそうということで慌てて登り始め、水を忘れるという致命的なミスを犯す。よく考えたら今日は朝から何も飲み食いしていない。結局、喉が渇いて頭痛&吐き気もしてきたので開聞岳の5合目(半分)まで登って下山。
時刻はまだ14:15。やることないけどどうする!?
汗だくなのでとりあえず温泉!
とりあえず、5合目までとはいえ全速力で登って降りてきたため汗だくでした。なので、ググって、「ヘルシーランドたまて箱温泉」なるところに行くことにしました。
なんでも絶景露天風呂が楽しめるとか。しかも指宿名物、砂むし温泉もある!!(温泉内は写メ禁止なので以下、ネットに落ちてた紹介画像です)
私が登り損ねた開聞岳が綺麗に見えますね。クソが。
一回目の登山を断念したおかげでまだ時間に余裕があるので、ゆっくり温泉にでも浸かって二発のクラクションと水をくれない優しい人々に八つ当たりせずにはいられない自分の狭量さに傷ついた心、そして早速に靴擦れ&膝痛いという傷ついた体を癒し、明日に備えます。
あとなんかおいしいものを食べたい。
ということで、レッツゴー!
「開聞岳」から「たまて箱温泉」までの道が最高すぎ
たまて箱温泉のあるヘルシーランドまで、開聞岳から車で30分。意外と遠いです。
車の運転はもうほとんど自分の中でトラウマになっていたので気は進まないながらも、汗だくだし暇だし歩いていくには遠いし靴擦れもなんか時間が経つにつれズキズキしだすしだったので、車でいきます。ついでに帰り道にコンビニに寄って水と夜食でも買います。
ナビをセットしてシートベルトも辞世の句も準備OK。ということでレッツゴー。
さて、運転中だったので写真はないのですが、広い一本道で、正面に竹山(ヘルシーランドたまて箱温泉の真横にある)っていう小山(?)が見えていて、雲ひとつない青空で、、、まぁ最高でした。みなさんも機会があればぜひドライブしてみてください。
午前中、散々な目にあったためドライブとか大っ嫌いで一生好きになることはないと思っていた私ですが、もう大好きになりました。警戒なミュージックを流していないことが悔やまれるくらいに気持ちがルンルンになりました。
道の名前は不明ですが、さきほど地図で調べたらなんと、あの国道226号線だったんですね!行きにさんざん私を苦しめたあの国道226号線の続きだったとは!
鹿児島中央からの指宿間の海沿いの国道226号線とは一変、表情を変えていてわかりませんでした。
見渡す限り道路の両脇は畑、前後左右、走っているのは私だけ。ケツに張り付いてくるイラついた顔を乗せた車ももちろんいません。最っ高です。
この旅で初めて良い想いをしました。今日はこのすばらしい景色の思い出を抱いて寝ることにします。
たまて箱温泉はアタリ! でも絶景すぎて盛大に日焼けしたw
駐車場の場所がわからずに迷ったせいでちょっと遅くなりましたが、14:50にヘルシーランドに到着。
が、おもったより大規模でして。駐車場から露天風呂まで、さらに10分くらい歩かされました。靴擦れがひどくなっています。
↑の写真は露天風呂までの遊歩道で撮ったものですが、遊歩道とかどうでもいいからさっさと温泉に入りたいです。あと靴下を脱いで靴擦れの具合を確かめたい。絶対これ血出てるよコレェ!!
歩くこと10分、ようやく露天風呂に到着。510円で露天風呂チケット購入ボタンを押し、押した直後にそのボタンの下に砂蒸し温泉とセットのチケットのボタンがあることに気づく。気づくと同時に露天風呂オンリーの510円のチケットが発券され、砂蒸し温泉だけ別売りのボタンはない。
「うん、砂蒸し温泉は明日、登頂してからの楽しみに取っておこう!」ということで、さっと切り替えて露天風呂へ。朝から辛い目にあっているせいか、多少のことは受け流せるようになりました。ポジティブも板についてきましたね!
ゆっくり露天風呂と、さっき登頂し損ねた雄大な開聞岳を望む景色を堪能し、温泉から出たのは15:40。本当はもうちょっとゆっくりしたかったのですが、韓国語と思われる言語を話す派手なグリーンの色の髪をしたおばちゃん集団、しあわせ大家族などの集団がガンガンに入ってきて騒がしくなってきたので上がりました。賑やかっていうか、うるさい。
その後、傷の手当をして髪を乾かし、ずっと海の方向いて開聞岳を眺めていたため日に焼けたのか、ヒリつく赤ら顔を冷水で冷やし、また10分ちかく歩いてヘルシーランドのレストラン「地熱の里」へ。
レストラン「地熱の里」に着いた時刻は16:20。
初ドライブに初ソロ登山でもうエネルギーが完全に枯渇しています。今なら変色したカーテンを食べてもおいしく感じることでしょう。落としたランチパック? ご馳走ですよそんなもん。
さて、海のそばで食べるかつおのたたきは格別ですね。変な時間帯だったおかげで幸せ家族も韓国人おばさん集団も仲良しカップルもおらず、店内は閑散としています。
まさしく最高のロケーション。
ちなみに、今日初めての食事です。むっちゃ美味しかったです。やっぱかつおのたたきは新鮮だと格別ですね。
食べ終わってレストランを出たのが16:45。
微妙な時間です。
調べると、二日目に開聞岳登頂後に行く予定だった、かの有名な浦島太郎が亀に乗って旅立ったという伝説の地「長崎鼻」と「竜宮神社」が近くにある…
しかし、ご朱印は通常17:00まで。あと15分しかない。。。
車のナビによると、到着予定時刻は16:57。え!?ギリギリ間に合う!?
嫌な予感しかしませんが、わずかでも希望を感じるとそこに賭けずにはいられない私です。
シートベルトを締めて、慌てて出発! レッツ、竜宮神社!
果たしてご朱印は間に合うのか!?
「浦島太郎」伝説の地(竜宮神社、長崎鼻)、ソテツ自生の地
16:56、1分巻いて駐車場に到着。
ただ、長崎鼻の無料駐車場が15:00で閉まっており、車を止める場所は近くの店の駐車場しかありません。で、そこに誘導してるおじさんが、「うちの店でジュース一本でもなんでもいいのでなんか買ってくれたら停めていいことになってます」とのこと。足元みやがって。
「なってます」って、「してます」の間違いでしょ、とか苛立ちましたが、ここでごちゃごちゃやっててご朱印帳間に合わなかったら目も当てられません。
「買い物、帰りで良いですか?」とおじさんに確認すると、一瞬のためらいを見せたのちにおじさんが「…はい、いいですよ」と言ったのでダッシュで竜宮神社へ。
ここでも、駐車場から竜宮神社まで徒歩3分。
ギリギリすぎる!!
もやは1分の猶予もありません。靴擦れが、さっき温泉で着替える時にバンドエイドを貼ったものの、歩くたびにめちゃくちゃ痛いです。こんなんで明日5時間も登山できるんでしょうか。それに、さっき開聞岳登山に失敗した時に「神はいない」と確信したばかりの私です。そんなことを考えながら、なんとか竜宮神社に到着。
しかし、ご朱印してくれそうな受付が見当たりません!
お賽銭箱付近をうろうろしていると、「ご朱印はとなりの○○屋へ!」(すみません、店の名前忘れました)という案内書きが。
「なにぃ!!」とダッシュで引き返すと、まだ店は空いており、なんとご朱印、間に合いました。なんか、、、すみませんw
ともかく、一安心。お賽銭まだですが、神のご加護があったのかもしれません。
心に余裕ができたので、夕日でいい感じになった竜宮神社で写真を撮り、さきっちょの長崎鼻(灯台)にも行ってきました。途中、ソテツ自生の地もあり、思いがけず3つのスポットを同時にクリア(?)することができました。なんか得した気分!
縁結び、、、誰かわかんないけどいい人いたらそいつと結んでください、的なざっくりしたお願いでも聞いてくれるんでしょうか。カップルが貝殻にお願い書いて御供えするバケツみたいなのがありましたが華麗にスルーして長崎鼻へ。
よく見たら周りは老若男女、カップルだらけです。愛に年齢は関係ないのかもしれませんね。ケッ。
とはいえ、いい夕焼けを堪能させていただきました。やっぱ鳥居と太陽って相性抜群ですね。インスタ映えしそうな写真がたくさんとれました。インスタやってないので特に意味はありません。
さて、あとはコンビニに寄って、、、
あっ!
そういえばまだテント設営してない!!!
なのに、太陽のヤツが今まさに沈もうとしているよ!?
コンビニに寄らなくても、開聞岳に着く頃には日はとっくに沈んだ後。
真っ暗な中、ライト一つでテント設営できるのでしょうか。できなかったら、、、キャンプ場の駐車場内での車中泊は禁止って書いてあったし、どっか道端に車停めて車中泊ってことになります。31歳、女1匹、、、ちょっと危ないか?(でもよく考えたらテントも同じか。むしろ鍵かけられる分、車中泊の方が安全かw)
まぁいいや!
果たして、無事テント設営なるか!?
続く!
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良いね w