1日の40%を占める「不採算タイム」を10%に抑えるいちばん簡単な方法
どうも、白戸です。
先日の記事でご紹介しましたが、自分の1分間の価値(年収500万円の例だと91円)を知り1分たりとも無駄にしたくない欲が出て来まして。はい、生まれつきのケチンボなので。小学生の頃から「ケチンボおばけ」の異名を持つ私を舐めないでください。そしてイジメないで下さい。お願いします。
先日の記事:あなたの1分間は何円? 500円玉が落ちてたら拾うのに、数分をムダにするのは気にならないのはなぜか。
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「先延ばし」の三大原因とは?
先延ばしってしたことあります? まぁ生まれてこのかた先延ばしにしたことは一度もない人なんていないと思いますけど。そんなの人間じゃない。
先延ばしの原因はズバリ、「楽しくない」「難しい」「決断しにくい」の三つです。
例を挙げてみます。
楽しくない:筋トレ、退屈な仕事、夏休みの宿題
難しい:未知のジャンルの仕事
決断しにくい:脱サラ起業、結婚
あなたも思い当たるものが一つくらいはあるのではないでしょうか。
自分が先送りにしている問題にはどのパターンが多いのか、一度分析してみるといいですよ。解決策、とまではいかなくても少しは先延ばし癖がマシになる工夫を思いついたりします。
1日の40%を占める「不採算タイム」を10%に抑える方法
とてもシンプルに、「重要じゃないことをやめて、重要なことをやる」です。
80対20の法則ってご存知ですか? パレートの法則とも言いますね。
そうそう。夜のデァズニーランドでやってる、一発うん百万円かかってると噂される、夢みたいに華やかなアレね。なんで夢の国まで来て昼から場所取りする人間のさもしさを目の当たりにせなあかんねん的なね。
ってそれパレードやないかーい!なんてね。すみません。本当に申し訳ありませんでした。もう死体で発見されたい。
パレートの法則は、働きアリの法則と同じ意味合いで使用されることが多く、組織全体の2割程の要人が大部分の利益をもたらしており、そしてその2割の要人が間引かれると、残り8割の中の2割がまた大部分の利益をもたらすようになるというものである。
wikiより抜粋
「あなたの仕事の80%の価値を生む20%の行動」というのが、つまりは「重要なこと」に該当します。
以下のシンプルな分類法が参考になります。
重要 | 重要でない | |
緊急 | 1 | 3 |
緊急でない | 2 | 4 |
冒頭で述べた「重要じゃないことをやめて、重要なことをやる」の「重要なこと」とは、上表の2に該当します。
つまり、緊急じゃないけど重要なことをです。
おそらくほとんどの人が「重要なこと」と思い込んで1日の大半の時間を費やしているのが、上表の「3」。緊急だけど、重要ではないタスクです。
日常業務や、家事育児、学生だったら宿題とかね。
当たり前ですが、緊急だから(期日が迫っているから)という理由で優先して処理されていると思います。
しかし、緊急であることと重要であることは、イコールとは限りません。
むしろ緊急性と重要性は、ほぼ反比例すると言っていいと思います。
本当は重要なこととは、長い時間がかかるものです。
例えば、英語やITスキルの習得、ビジネスパートナーとの信頼関係の構築、人生で成し遂げたいことを見つける、など。
長期的な視野で見ると、普段あなたが大半の時間を費やしている3のタスク(報告書の作成、子供の世話、メールの返信など)よりも、2のタスク、つまり「緊急じゃないけど重要なこと」に時間をかけた方が、最終的に生み出されるもの価値は大きくなります。
「不採算タイム」をゼロにする10のポイント
最後にサクッと、不採算タイムをゼロにするための10のポイントをまとめて終わりたいと思います。
緊急じゃないけど重要なことをやるための時間捻出に、役立てていただければと思います!
①予定表は紙に書く
②行動は、時間・場所などで「まとめ」る
③1日1時間、静かな時間を持つ
④体内リズムに合わせて行動する
⑤他人に予定表を作らせる
⑥準備万端で一日を始める
⑦常に優先順位を意識して行動する
⑧ムダをシャットアウトする
⑨定期的に行動習慣、計画を見直す
⑩スキマ時間・待ち時間を有効活用する
それでは!
参考文献
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