あなたが習慣の形成に失敗する一番シンプルな理由

どうも、先延ばしの神、こと白戸です。

 

ネットを見渡すと、続けられるダイエット、本を読む習慣、運動の身につけ方、早寝早起きの勧め、人とのつながりの深め方、断捨離による整理整頓などなど、いつもあらゆる「習慣」に関する情報で溢れかえっています。

誰もが「悪い習慣」を絶ち、「良い習慣」を手にしたいと願っているのです。

 

習慣化において、「シンプルで万能な一つの答え」は存在しない

わざわざ言うまでもなく、習慣の力は偉大です。

意思の力を使わずに、つまりは「自動的に」、自分にとって良い影響を与える行動をおこし、悪い影響を与える行動を遠ざける事ができるので、そりゃ誰だって身につけたいですよね。

 

私もあらゆる習慣の作り方や変え方に関する本を読みましたが、上手くいったやり方の方が圧倒的に少ないです。そういう類の本には大抵「特定のやり方」が紹介されていますが、結局、うまく自分のものにできるかどうかは「自分に合っているか」にかかっているのではないかと思います。

 

私なんかは「これ、習慣にしたい!!!」と思ったらすぐに真似をしたりするのですが、このパターンは大抵失敗しています。ちょっと前に流行った「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」のバターコーヒーとか(笑)

「習慣化」の成功は、個人の資質や考え方、すでに習慣になっている行動などによる部分が大きいと考えます。ということは、最初にすべきことは「己を知る」でしょう。

まずは、ハンターハンターで言うところの水見式をやろうよってことですね。不得意な分野に力を注ぐこと(メモリの無駄遣い)は賢い選択とは言えません。詳しくはハンターハンターの天空闘技場編、ヒソカ×カストロ戦をご参照ください。チョー面白いから!!!

とにかく、自分の得意なことに、得意な方法で取り組むのが最も効率よく習慣を身につけられるっていう言われてみれば当たり前のことが、結構見落とされがちだからみんな気をつけようねって話です。

 

自分を知るのは難しい

人の性質の中には絶対に変わらないものがあり、習慣の形成にはその性質を踏まえるべき、というのが前章の話。

例えば、頭を使う作業は午前中にやるべき、というのは習慣化の本でよく見かけます。しかし、私は夜型であり、みんなが寝静まった深夜に、あったかいブラックコーヒーを飲みながら執筆したりコーディングしたりしている時間が最も集中でき、作業もはかどります。

他にも、何かを始める時は周りの人に宣言するとやりやすい、という人もいれば、宣言した途端にやる気がなくなるという人もいます。誰かと競っている方が燃え上がる人もいれば、一人で集中して取り組む方が燃える人もいます。

一般的にこうした方がいい、こういう実験結果があるから科学的にも〜という方法でやるべき、みたいな報告はたくさんありますが、万人がそれで上手くいかないのは個人差によるところが大きく、かつ習慣化の方法論に「個性」が考慮されていないからでしょう。

 

では自分を知るにはどうするか?

人生を変える習慣のつくり方」という本に、参考になりそうな分析方法が載っていたのでいくつか紹介します。

 

己を知る① ヒバリ、フクロウ

ヒバリは朝型タイプで、早朝から活発に行動できる人。幸せを感じやすく、身体も健康で人生に対する満足度も高いという特徴があります。

フクロウは夜型。そのため、私のようにどこにも所属していない一部の人間を除く、社会的な生活を送っている(会社や学校に所属していたり、小さな子供がいたり)フクロウ人たちは、睡眠時間は短くなり、ヒバリと比較すると毎日が大変になりがち。

フクロウ型の人は自己啓発本を鵜呑みにして「朝4時に起きて瞑想する」とかやっても失敗する確率が高い。

 

ポイント① あなたがエネルギッシュに活動できる時間帯はいつか?

新しい習慣を身につけるなら、自分がエネルギッシュに活動できる時間にやる。

 

己を知る② 長距離ランナー、短距離ランナー、先延ばし屋

長距離ランナーは、ゆっくり着実に仕事を進めていくタイプ。締め切りに追われると本領を発揮できないので、期日があっても早めに終えてしまうことがほとんど。

短距離ランナーは、短い時間で一気に集中して作業するタイプ。思考を研ぎ澄ますためにあえてギリギリまで取り掛からない。何の準備もしないで顧客ミーティングに臨み、質問攻めで端から見てたら「あ、詰んだな」ってくらい追い詰められた時にこそ「すごい自分が出てくる」というコンサルの先輩がいましたが、たとえばそういう人。私には絶対に真似できない。笑

先延ばし屋は、ギリギリまで取り掛からないのは短距離ランナーと同じですが、両者はまったく別物。締め切りのプレッシャーが嫌いなのにズルズル放置し、最後に余裕をもってやっとけばよかったーって後悔しながらやる。先延ばし中も、放置している仕事が気になって楽しいことに全力投球できない。テスト前夜に一夜漬けで詰め込もうとした挙句、朝まで部屋の掃除をして終わるタイプ。

 

ポイント②仕事や学習の習慣化は、自分の仕事の進め方に合ったものに

  • 長距離ランナーは、負担を小さくして毎日コツコツやる習慣が向いている。
  • 短距離ランナーは、少し負担を大きくしてでも、短期間(21日〜1ヶ月以内)でガーッとやる習慣の方が上手くいく。
  • 先延ばし屋は、まずはちゃんと「先延ばしにしない仕組み」を作る。

 

続く!!

末岐 碧衣
  • 末岐 碧衣
  • フリーランス のシステムエンジニア。独立後、一度も営業せずに月収 96 万円を達成。1986年大阪生まれ。早稲田大学理工学部卒。システムエンジニア歴 12年。
    2009年、ITコンサルティング企業に入社。3年目でコミュ障が爆発し人間関係が崩壊。うつにより休職するも、復帰後はコミュ障の自覚を持ち、「チームプレイ」を徹底的に避け、会社組織内においても「一人でできる仕事」に専念。社内外から評価を得た。
    無理に「チームプレイ」するよりも「一人でできる仕事」に専念した方が自分も周囲も幸せにできることを確信し、2015年フリーランスとして独立。