「今日はもういいや…」を今すぐ卒業したい? ならコレだけやっとけばOK(後編)
どうも、「今日はもういいや…」病卒業生代表の白戸です。
前回↓の続きです。
「今日はもういいや…」を今すぐ卒業したい? ならコレだけやっとけばOK(前編)
「今日はもういいや…」を予防する準備(具体例編)
戦いは前日の夜からがスタートです。むしろ、前日の夜に準備ができたら、明日のタスクは9割終わったも同然です。
みなさんもご経験あると思いますが「明日から頑張ろう」では、普通うまく行きません。うまくいかなくて普通です。自分はダメなんだ、と落ち込む必要すらないくらい普通です。
前日の夜にどれだけ準備できたかで、明日1日、家畜人ヤプーになるか働きマンになるかが決まるといっても過言ではありません。
さて、では前日の夜に何をすれば良いのか?
具体的な例をあげて説明していきたいと思います。私が昨晩立てた計画です。
<明日やりたいこと(午前)>
- 6:15起床
- イヤホンをつけて三倍速で英語リスニング(5分)
- トイレ、コーヒーを淹れる、水を飲む(5分)
- 体重測定、シャワー(10分)
- 準備運動(5分)
- 禅寺までランニング(40分)
- シャワー、身支度(10分)
- 瞑想(5分)
そして、以下、青字が「準備」の項目です
<明日やりたいこと(午前)>
- 6:15起床
- スマホアラームを6:15にセット
- イヤホンをつけて三倍速で英語リスニング(5分)
- 充電済みのイヤホンをスマホの上に乗せておく(朝、寝ぼけてスマホを触るとイヤホンが落ち、そのカランという音で英語リスニングのことを思い出すシステム。しかも遠くまで転がったらベッドから出なければならない)
- トイレ、コーヒーを淹れる、水を飲む(5分)
- 体重測定、シャワー(10分)
- 準備運動(5分)
- 禅寺までランニング(40分)
- 準備は特になし。強いて言えば、体重測定し、ランニングウェアを着て準備運動するまでが、準備。ここまでやって、それでも走る気分じゃなかったら、この工程は飛ばすと決めておく。
- シャワー、身支度(10分)
- シャワー後に着る瞑想用の服を洗面所にセットしておく。シャワーはランニング後は自然に浴びたくなるので準備は不要。
- 瞑想(5分)
[amazonjs asin=”4861139929″ locale=”JP” title=”覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)”]
[amazonjs asin=”B004AOKRZK” locale=”JP” title=”仏壇屋滝田商店ブランド 座禅布団(座布) 綿 1.1尺(直径33cm)◆坐禅用のふとん・坐布・座蒲・坐蒲・座禅専用の座布団【滝田商店発行 証明書付】”]
「今日はもういいや…」を予防する準備(概要編)
さて、いかがでしょうか。
要は、台所・洗面所・部屋などの「朝、自分が通る場所」に、やりたいことをやりやすくするための仕掛けをしておく、ということです。
起き抜けのぼんやりした自分を獲物だと思って、そいつを仕留めるための罠を仕掛けるような感覚ですね(笑)他人じゃないですが、他人を手のひらの上で操っている感じがして結構楽しいですよ。
余談ですが、すっげーバカでどうしようもなくだらしない自分(例えば早起きに失敗して自暴自棄になってる自分とかw)に名前をつけて、そいつをうまく動かすためにはどういう仕掛けが必要か、と考えるのは結構良い作戦です。
失敗しても、自分ではなくそいつがうまく動いてくれなかっただけなので、自分は一歩外側に立って、次はどういう仕掛けにしたらうまくいくか、を冷静に考えることができますからね。自己嫌悪に苛まれてぼんやりしてる時間ってマジで無駄だから、自己嫌悪に陥りやすいタイプの真面目な人にはオススメです。
私の場合、そいつはドブス・デ・ブリトニーと言って超デブで嫌ってほど鼻がでかいドブスでブリトニースピアーズの追っかけをやってる18歳のニキビ面の女の子です。ネイルアートの専門学校に通っていて、、あ、すみません、どうでも良いですね。
つまり、そんくらいダメな人格が私の中には眠っていると仮定して、そいつでも行動できるようにする仕掛けを作ろうってことですね。ダメなら、ブリトニーがダメすぎたってことで私にはノーダメージw
既に「今日はもういいや…」状態に陥っているなら
さて、準備の大切さ、そして有効さはわかっていただけたかと思います。
じゃあ今(すでに昼過ぎですが)、すでに「今日はもういいや…」病が発動し、オナってネットサーフィンしてぶらぶらしてたらこのページに行き着いたというアナタ。
今からできるとても簡単な、「今日はもういいや」病の解消法をお教えします。
それは、「今すぐに、15分以内でできる、有意義なこと」を3つメモに書き出すということです。
例えば、机の上のゴミを片付ける、とか、シャワーを浴びて清潔な服装に着替える、とか、歯を磨くとか。さっき上にあげたような、朝の自分を動かす仕掛け作りでももちろんOK。
なんでもいいです。とにかく、今すぐに、超簡単にできることであることが大切です。(ちなみに、整理整頓系のタスクは成果が目に見え、達成感と自己肯定感が得られやすいのでオススメです)
で、書けたら、リストの上から順にやってみてください。
記事の続きは後で読めばいいので、
とにかく今すぐ、
リストに書いた作業を上から順に開始して下さい。
「今日はもういいや…」病卒業生の皆さんに送る言葉
全部やり終わりました? そしたら、今日はもうOK。合格です。
そして、あなたは晴れて、「今日はもういいや…」病を卒業しました。
おめでとうございます。
そのまま元のネットサーフィンに戻ってもいいし、ドラマ連続再生でもスマホデームでもオナニーでもなんでも、好きなだけやって思う存分ダラダラ過ごしてください。
そして、寝る前に「あー、今日は思う存分ダラダラ過ごして、超サイコーだった!」と鏡の前で、笑顔でガッツポーズしながら言ってください。
一番最悪なのは、「ダラダラしちゃった、、、」と自己嫌悪に陥ったネガティブな気分のまま床につき、悪夢を見て明日も同じように「今日はもういいや…」病を繰り返すことです。
でも「ダラダラ過ごしちゃったし、私なんてサイテーの便所虫ヤロウだよ。所詮は家畜人ヤプーとして生きて死ぬ運命なんだ」と自己嫌悪に陥ってしまうというアナタ。
大丈夫です。今日は、不治の難病である「今日はもういいや…」病に苛まれているにも関わらず、有意義なことをリストアップし、しかもそれを成し遂げたではありませんか。これはすごいことなのです。
この記事だって読んでそのまま「ふーん。あとでやろ」とスルーすることだってできるんですよ。でも、あなたはやり遂げたのです。やればできる人なんです。
ちなみに、今、リストの3項目をやり遂げ、達成感でドーパミンが分泌され、何か有意義なことがしたい気分(せっかくだから、もうちょっと頑張ってみようかなー的な)になっているなら、どうぞそのまま、有意義なこと、ずっとやりたかったけど手付かずだったことをやってください。今のアナタを止められるものは何もありません。思う存分、行動してください。
ただ、いきなり頑張りすぎると後で揺り戻し(リバウンド)が来るので、15分以内でできるような「ショボいこと」をちょろちょろっとやるくらいがちょうどいいと思います。この理由は、書くと長くなっちゃうのでまた別途。
とにかく、人間は「ショボいこと」からしかスタートできない生き物なんだってことを覚えておいてください。
最後に、吉田松陰先生のお言葉を引用させていただき、締めようと思います。
うまいメシを喰うために
たいていの人は日に三度の食事をするわけですが、
お金を持っている、持っていない、
仕事をしている、していないとは関係なく、
なんの手柄もなく「メシを喰っている」人は、
(自分は世の中の有用なものを食い潰してしまっているんだ)
と、どうしても自覚してしまうものです。
そんなときは毎日、何度も反省して、
今日はひそかに泣いたっていいですから、
いつか大きな手柄を立てて、
心からおいしいごはんを食べましょうよ。
覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)より抜粋(P.129)
ちなみに、松陰先生の本、めっちゃ良いこと書いてあります。超おすすめ。松岡修造の日めくりカレンダー買うくらいなら、絶対こっちの方がいいと思います。私は毎朝、適当に開いたところを1ページだけ読んで噛みしめるようにしてます。
さて、いかがだったでしょうか。
今回はわりと、具体的でみなさんのお役に立てる記事が書けたのではないかと自負しています。
それでは!
1件のコメント
コメントは現在停止中です。
戦いは前日から始まっているというか、始めるんですね。
やっぱ自分の敵は自分ですね^〜
ダメな自分にあだ名をつけるやつと、15分以内に出来る有意義なことをメモしてやるって方法は、面白そうなのでちょっとパクっていきますね