「一発逆転」を狙う人のヤバイ心理とは?

カテゴリー 卑屈で塗り固めた深夜の本音トーク, 読んでよかったレベル20以上の本たち

※「こんな生き方を続けてはいけない」と思いながら苦しんでいる人向けの記事です。

 

どうも、白戸です。

 

「オレの人生これでいいのか?」

これは誰もが一度は考えたことがあると思います。ただし、毎日のようにこの疑問に頭を悩ませている方、迷い続け、時には自分の生き方を恥じてしまう方は要注意です。

 

「迷い続ける生き方」のゴールは一つ。人生の一発逆転を狙う、だからです。

 

 

自分の生き方を恥じている人は、焦ってる。

だから、そんなあなたは “手間をかけたくない”、”失敗して時間を無駄にしたくない” という気持ちが人一倍強いのではないでしょうか。

 

誰でもある程度は失敗を避けようとしますが、焦っている人はとにかく「効率」に執着します。泥臭く、やっては失敗し、やり直し、失敗し、という試行錯誤・繰り返しに堪えられません。

結果、必要以上に座学(本、セミナー、先人のアドバイスetc)に時間をかけたり、普通に考えれば「ほぼ無理だろ」という奇跡に突然 “すべて” をかけたりします。

一発逆転を狙う人の心理とは、「焦り」に他なりません。

 

焦ると、効率を重視するあまりリスクを考えることができなくなります。時間も手間もかけずに一躍大成功する、大金持ちになる、のようなことを盲目的に信じ、”運” や “(あるどうかもわからない)才能” に今の生活を支える大切な人・ものを投げ打ってしまうこともあります。

 

例えば、ある日だれにも相談せずに唐突に仕事(待遇の良い定職であることが多い)を辞めてしまう人、宝くじを大量買いしてしまう人、パチンコやギャンブルにはまる人たちです。

 

一発逆転を狙うのは「いますぐ、みんなからチヤホヤされたい」人

準備もしないで全てに優越しようとするのは、恐ろしい不安や劣等感があるからである。

加藤祥三「不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学 (PHP文庫)」P.119より抜粋

 

以下は私の体験談、というか個人的な話なので、忙しい方は読み飛ばしてくださいね!

ちなみに、私がなぜ脱サラして小説家を目指したかというと一言で言えば「不安だったから」。自分に自信がなかったんですね。

このまま会社勤めしていても給料は高が知れているし、プログラミングも好きになれないし、6年も勤めたのに一人じゃ何もできない(専門スキルが身についていない)。だから別のジャンル(得意、な方かなと思える物書きでプロを目指す)で一発逆転してやろうと。

一年くらい本気で集中して修行すれば、ちょっとした新人賞くらいには選ばれるんじゃないかと。冷静になって考えると、どうやったって甘すぎってことになります。虫歯がうずくレベルの甘さ。

 

さて。一発逆転したい人の心理を、加藤祥三先生はこう例えています。

ボクシングの試合会場で、「お客さんの中で誰かこのチャンピオンに挑戦する人はいませんか?」と言われ、ボクシング未経験の素人がリングに上がるようなもの。

なぜこんなことをするのか?

 

答えは非常に単純で、大観衆から「ワーッ!」と言われたいから。

つまり、いますぐ、みんなからチヤホヤされないと(不安で)ヤバイ、という状態なのです。

 

とにかく大観衆からの賞賛が欲しい。会社の同僚、親族、友人たちから「キミ、本当はすごい人だったんだね!」「キミならやれると思っていたよ!」と言われたい。認めてもらいたくて、褒めてもらいたくて、ほとんど正気を失っているのです。

「無謀」と「挑戦」の区別がついていない。

だから、ボクシング未経験なのにチャンピオンに挑戦してしまうのです。

 

(余談ですが、私が小説家になろうとして会社を辞めたのも、いま考えるとこの心理に非常に通づるところがあります)

 

手間をかけずに手に入れたものは、泡のように消える

友達であれ、お金であれ、出世であれ、時間や手間をかけずアッという間に手に入れたものは、消えるのもアッという間。

 

前述のボクシングの例で言えば、その場で何か奇跡的なラッキーが起こってチャンピオンに勝ってチャンピオンベルトをもらったとしても、次の試合、その次の試合と、奇跡が続くようなことはない、ということ。奇跡は、稀にしか起きないから奇跡なのです。

ビギナーズラックで勝った素人に、ベルトを防衛し続ける実力はありません。

 

本当に欲しいものは、時間と手間をかけて手に入れるものである。

加藤祥三「不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学 (PHP文庫)」P.118より抜粋

 

・参考文献

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「一発逆転」を狙う人のヤバイ心理とは?” への1件のフィードバック

  1. こんばんは矢戸です。もうコメントするのを止めようかなと思っていましたが、小説を書くのを止めた理由が分かったので決別するつもりで書きます。

    【「小説を書く」=「好きな事」ですか?】
    私が小説を書くのはこうです。
    「小説を書く」=「好きな事」(小説を書く事自体が好き)

    白戸さんの場合はこうです。(間違ってたらすいません、蹴り飛ばして下さい)
    「小説を書く」≠「好きな事」=「人に認めてもらう事」(別に小説なんて書かなくても人になら認めてもらえる)

    一般化すると、
    「ある行為」=「好きな事」は続くし、上達する。しかし、
    「ある行為」≠「好きな事」には別の「動機」があり、それがなくなれば、上達する事も成長する事もなくなる。

    白戸さんは、
    「ブログを書く事」=「好きな事」ですか?

    【才能は練習の概念を骨抜きにする】
    キングの「小説作法」でも言っていましたが、「人間、才能があれば、練習に関係なく、寝食を忘れ、血のにじむような努力を惜しみなくつぎ込む」。私はここでいう「才能」を「好きで好きで堪らない事」だと思っています。本当に「好き」で「愛している」のなら、努力や練習の概念なんぞ吹っ飛びます。勝手にやります。

    駄文失礼いたしました。

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