AWSのリザーブドインスタンスで大失敗した件(前半)
今日のキーワード:リザーブドインスタンス
どうも、アンチ公式ドキュメント株式会社(架空)、常務取締役の白戸です。
このブログとあと私の会社HPは、AWS(Amazon Web Service)上にサーバーを作ってあります。で、去年、サーバー代をもっと安くできないか?と思い至り、公式ドキュメントをテキトーにながし読みし、去年2016年秋ごろに「リザーブドインスタンス」を購入しました。
が、これがクソ大失敗でして、、、
リザーブドインスタンスってなんぞ?
リザーブド(reserved):予約済み
インスタンス(instances):仮想サーバー。
リザーブドインスタンスは、AWSの中の「EC2(エラスティック・コンピューター・クラウド)」という一サービスに含まれる、インスタンスの借り方の一形態。
普通のEC2インスタンスは、使った分(サーバーを起動した時間、サーバーのスペックなど)に応じて利用料が変動(=オンデマンド)します。
それに対し、リザーブドは「一括で前払いするなら、利用料、割り引くよ」というもの。今後、1年ないし3年くらい使い続けるなら、予約(リザーブド)した方がお得ですよと。
AWSってなんぞ?
AWSとは、天下のAmazon様が提供しているクラウドサービスの総称。Amazonの秘境にある超ハイスペック&巨大コンピューターの「一部」を、ネットを介して貸してあげる、と言うもの。つまり、AWSを使えば、自分のパソコンを持ってなくても独自サーバーが作れちゃうんだぜ、ワイルドだろぉ〜的なもの。
まぁ、、私の頭の中の理解はこんな感じです。IT苦手なので。すみません。
もっと正確に詳細希望という方は公式ドキュメントを読んでください。きっと私がこれを読まなかった気持ちがわかると思います。
公式ドキュメントが読めない理由
この手の公式ドキュメントにしては、日本語版もあるしかなり丁寧な部類と思いますが、それでもダメでした。多分、それなりに英語ができないとダメなんですね。だって、名前(EC2とかRDSとかインスタンスとか)が英語かカタカナなんだもの。その意味がわからないんだもの。
EC2(Elastic Compute Cloud)=弾性計算雲
当然、各単語のの説明も公式ドキュメントにあるのですが、単語を説明している説明文に登場する単語にも説明が必要であり、最終的には「あれ?なに調べてたんだっけ?ここはどこだっけ?世界はいつ滅亡するんだっけ?」状態に陥ります。
例えるなら、「織田信長って誰だっけ?」と聞いて「오다 노부나가 는 전국 시대부터 아즈 치 모모 야마 시대에 걸쳐 무장 · 전국 다이묘. 세 영걸의 한 명.」と返された時の気持ちに似ています。
読めない!YOMENAI !!
サーバーが落ちまくったのでインスタンスタイプを変更。
ちょうど、去年の秋ごろでしょうか。
当ブログのアクセス数がじわじわ伸びてきたためか、サーバーが落ちまくるという時期がありまして。AWSから「サーバー落ちてますよ」というアラートメールが1日10通以上来まくる地獄でした。なかば朦朧とする意識の中、サーバーのチューニングを諦めた私は、インスタンス(サーバーのスペック)をもうちょい高級なものにする、という解決策をとりました。
つまり金で解決しました。(ちなみに、この時はまだオンデマンドのまま)
ブログ立ち上げ当初から使っていたEC2インスタンス:t2.micro
去年の夏に、変更後のEC2インスタンス:t2.small
結果、ブログに繋がらない、サーバー落ちまくり、などの問題はすべて解決しました。しかし、、
後半へ続く!!