「淡々とやり続けられる人」と同じやり方では、上手くいかない。
どうも、白戸です。
今日は生理痛と憂鬱な週末が近づいているということで、どうにも気分が盛り上がらない日でして。ぶっちゃけブログの更新もさぼっちゃおうかなってさっきまで悩んでたのですが、「あ、これネタにできるな」と筆をとりました。正直に書きすぎた気もしますが今日はDeleteキー一切押さずに書ききってみせます!誤字があってもあしからず。
やる気が出ない超単純な理由
やる気が出ない理由はとても簡単です。
ズバリ、やらなきゃいけないことが「自分にとって負担が大きすぎる」のです。量が多すぎる、難しすぎる、退屈すぎる、嫌いすぎる、いろいろ種類はありますが、要はキャパオーバーなのです。キャパオーバーすぎて、やる前に戦意喪失しているだけ。
やる気を出さないまま、とにかくやるための超簡単な方法
やる気なんて、ウンコと一緒で出ない時はどうやったって出ません。なので、無理に出そうとしなくてOK。というか、無理に出そうと踏んばる時間とエネルギーが無駄です。
では、ウンコに効く下剤同様、そんな感じの便利な薬があるのかといえば、そんなものはありません。ドラッグとかはその類っぽいですが、ドラッグに手を染めてまでやらなければいけないことなんてそうそうな…….すみません、脱線しました。
とにかく、やる気なんて無理やり出すものではないということ。
じゃあ、次に考えるべきことはやる気の有無に関係なくどうやって「やるべきことをやるか」です。
ここで思い出していただきたいのが、やる気が出ずに行動できない理由。そう、「やるべきことの負担が大きすぎる」でしたね!
では、この負担を減らしてしまえば良いのです。ね!超簡単でしょ!
最初のワンステップだけで「今日はもうOK」にする
負担を減らす、つまり、「やらなきゃいけないことリスト」を大胆に、ざっくりと削ってしまえば良いのです。
え!?削っても良いようなことなんてやらなきゃいけないことリストにないよ!だから困ってんのに、お前何言ってんのバカなの?と思った方、ご安心ください。理由は後ほど説明します。
例えば、やるべきことが「10㎞ランニングして、積んだままの本を2冊読んで、ブログを1本書く」だったとしましょう。うん、言うだけでうんざりするボリュームですね。1日は24時間しかないことを忘れたような恐れを知らぬ予定ですが、この場合、ざっくりと削るとは何を意味するのか?
「10kmランニングだけ、やれば良い」という話ではありません。
実際、趣味でマラソン大会に出るようなランニング野郎じゃない限り、最初の「10kmランニング」だけでもあなたを暖かくて心地よいベッドという名の檻に閉じ込めてしまうことでしょう。
私が言っている「最初のワンステップ」というのは、もっと簡単。誰にでもできなければ簡単とは言えないのです。
今回の例でいえば、最初のワンステップは「ベッドから出てランニング用の服に着替える」です。走らなくて良いので、とにかく着替えるだけ着替えてしまうのです。そして、着替え終わってもなおダルくて「今すぐベッドに戻らないと死ぬ」と思ったなら、その時は戻ってOK。
なぜなら、最初のワンステップをあなたはすでにクリアしているのだから、何も罪悪感を抱く必要はないのです。
よく頑張った!きちんと着替えてエラい!と自分を褒めてあげましょう。だって、そのままだったら一日何もせずにベッドから出られなかったところを、ベッドから出た上に着替えまでしたんですから。0を1にしたのです。
0から1にするのは最もエネルギーを要する工程。0から1がクリアできたなら、明日は1から2でも3でも、必ずクリアできます。あなたはその力を持っていることを、ベッドから出て着替えると言う行為を実行したことで自分に証明したのです。
最初のワンステップだけで「今日はもうOK」にすべき理由
勘の良い読者の諸君はもうお気づきでしょう。そう、最初のワンステップだけで「今日はもうOK」にすべき理由とは、そうしないと一切行動できない、0から一歩も前進できないから。
もともとあった予定を全てこなすことが100だとすると、最初のワンステップは1に過ぎません。
しかし、0よりは1の方がよほどマシなのです。いや、マシどころの話ではありません。まずは100のことなんか忘れて、0を1にすることに持てる全エネルギーを使うくらいの勢いで臨むべきです。0を1にする、つまり「10㎞ランニングして、積んだままの本を2冊読んで、ブログを1本書く」を100とした場合、「ランニング用の服に着替える」という最初の1の行為のクリアに全力投球するのです。
心の底から、「着替えたら今日はOK」と思ってください。そして、着替え終わった時点で、もうちょっと行けそうだな、と思ったら今度は「家から出てスタート地点に立ってみる」です。立っているうちに、「ここまで出てきたしせっかくだからちょっと走ろうかな」と思ったら走り始めるのです。1kmで疲れてやめても全く問題ありません。「着替えだけで良かったところを、実際に走っちゃったよ!しかも1kmも!」とめちゃくちゃ自分を褒めてあげてください。
最初のワンステップとは、「自分が普通に呼吸できているなら間違いなくできるレベル」のことです。いくら自分の状態がイマイチでも、「着替える」とか「机の前に座る」とかくらいはできると思います。そういうの。
「淡々とやり続けられる人」と同じやり方では、上手くいかない
「毎日同じ調子で淡々とやり続ける」のに失敗してきた方は、そういうやり方は向いていないのです。「気分が乗ってる時はめちゃくちゃパフォーマンスでるけど、ダメな時は何もできないし何もできなかった自分を責めることでもっとダメになる系」の人は、淡々とできる人と同じやり方ではうまくいきません。
あなたが最初の予定で「やる気が出なくて」一歩も前進できなかったのは、あなたではなく、そもそも予定がダメだったからです。アレコレぶち込み過ぎだし、自分を「淡々とやり続けられる人だ」という前提で立てられた予定ですが、そもそもあなたはそういう人ではありません。
適正なボリュームは、自分の状態によっても変わるので、事前に把握するのは難しいことです。初めてやるようなことならなおさらです。
なので、欲張りすぎず、「最初のワンステップだけ」と決めてスタートすることがとても大切なのです。「今日のあなたにとっての適正なボリューム」は、今日、やり始めて、やってみて、初めてわかるのです。
前述の例では、「着替えて家の外に出て1km走った」というところで「もうやだ」と思ったら、あなたの実際の適正な予定は「1kmランニングする」だったということです。「10㎞ランニングして、積んだままの本を2冊読んで、ブログを1本書く」という予定がいかに無謀だったかは、1km走った時点でよくわかると思います。
逆に、「走り出したらテンションが上がってきて、12km走ってその勢いで本3冊読んでブログも1本余分に更新した」ということになるかもしれません。
今回紹介したのは誰でもできるやり方ですが、同時に私に向いているやり方なので、皆さんにマッチするとは限りません。
「自分が最大のパフォーマンスを発揮するためにはどういうやり方が良いのか」は、ぜひご自身で研究してみてくださいね!
それでは!
1件のコメント
コメントは現在停止中です。
私は近所の図書館(行きたい場所)まで、散歩(ウォーキング)しました。行きたい場所があれば、やる気も出ます。最初はランニングにしないで、簡単な散歩から始めました。とにかく、運動は続くようになりましたね。まぁいきなりエベレストに登れっていうのも無理ですから、自分が楽しめるものを選びましょう。あれ何の話しだっけ?