どうも、白戸です。

少し時間が空いてしまいました。

 

前回記事が100発100中を狙うと疲れるという絶望的かつ悲観的で悪意に満ちた内容だったこともあり、「もしかしたら白戸死んだんじゃね?www」と皆さんの胸をわずらわせてしまったかもしれませんね。実際、私も(社会的に)ほとんど死んでいるようなものなので完全には否定しきれませんが、じつは生きてました。ありがとうございます。

 

ちょっとビジネスの方で進展があったので、近況報告含め、ざっとこれまでの「起業」の歩みを振り返ろうと思います。アニメでいう総集編みたいな感じでしょうか。ほぼ使い回しだから、安く上がるというアレです。あ、勘違いしないでくださいね。決して、久しぶりすぎてネタが思いつかないとか、そんなんじゃありませんから。本当、やめてください。

 

2016年1〜2月 最初。ひとりぼっちでスタート

1月。
会社員時代からずっと書き溜めていたビジネスアイデアメモの中から、あるスマホアプリ(※)を企画書にまとめる。
※ランナー向けのスマホアプリ。ユーザは指定のコースを走るだけでEdyにお金が貯まる。コース上のコンビニや飲食店から、客の誘致による広告収入を得る。みたいな。
企画書はショボすぎてお見せできません。情報量でいうと2KBくらい。
2月。
父のツテで「ビジネスインキュベータ」なる人に、企画書を送ってみる。
→会って話をする機会を得る。
→その人から、「こういうのは実際にモノ(アプリ)が見えないとなかなか話聞いてもらえないし、進まないから。まずはデモだけでも先に作りなさい。タダで手伝ってくれそうな人を紹介するから、一緒にやってみれば」と、エンジニアを紹介される。

2016年3〜4月 エンジニアと組んで色々やる。迷走。

3月。
エンジニアと初の対面&キックオフ。
早速、①技術的な問題と②法的な問題が明確になる。
①技術的な問題
エンジニアから「GPSでは誤差が最大300m出るため、お金が発生するサービスには向かない。BLE通信を使うべき」との指摘を受ける。
→BLEについて調査&テスト。
機器の購入などで30万円ほど自腹を切る。(マジで切腹したくらいの痛手)
10mの距離なら問題なく通信できることを確認。
②法的な問題
現金をユーザに付与すると、景表法に触れる可能性ありと判明。
→さすがに、逮捕されたらシャレにならないし敬愛するホリエモンのように華麗にカムバックできる自信もないので、付与するのを現金でなくポイントに変更。
以上、①②の経緯を経て「GPSではなく、BLEデバイスを対象店舗に設置し、アプリユーザのスマホが接近したら自動チェックインし、現金でなくポイントを付与する」アプリにしよう!となる。
4月。
エンジニアとの何度か打ち合わせ。
「スマホアプリは簡単に真似されるし、楽天チェックのような類似サービスもある。また、差別化のために、自動ポイント付与以外の付加価値が必要だ」との結論に至る。
→エンジニアの提案
「せっかくBLEデバイスを店舗に設置するなら、それを使って注文や会計もスマホからできるようにしてはどうか」
→「自動ポイント付与機能つきのPOSシステム」を、2年間で3000万円くらいかけて作ろう、という方向に。

2016年5〜6月 迷走、そして別れ。

5月。
まずは3000万円の資金調達のため、プレゼン資料とデモアプリを作ることに。
アプリ機能を整理し、競合と比較してみる。
→ここでも差別化の点で問題発生。
リクルートの「Airレジ」を始め、タブレットPOS事業は5年ほど前から大手が参画しており、「自動ポイント付与」だけでは差別化としては弱いことが判明。
→「では、もっとニッチな業界に特化してはどうか?」という視点から、候補として浮上したのが「人間ドック市場」「街レジャー市場」の二つ。
→人間ドックの方が市場規模が大きく、またスケールする可能性が高いと判断。
→病院施設内にBLEデバイスを設置するのが、電波の影響などから難しそうとわかる。
→「WEB上での事前予約&決済システムを作って、BLE通信による決済やポイント付与はその後着手することにしよう」となる。
→この辺りから、エンジニアとの連絡が途絶え始める。6月。

人間ドックの事前予約&決済システムとしても、MRSOなど既存サービスがイヤってほどあることがわかる。ちぇっ。
→ではもっとニッチで細やかなニーズに応えるサービスにしようと考え始める。
→MRSOなどがターゲットにしていない「ネットが使えない主婦」向けのサービスを考える。
→ひとまず、プレゼン資料にまとめてみる。が、ひとりぼっちだし不安だしで早くもお葬式ムードに。疲れと不安は、時として人を喪中にします。

2016年7月 新たな出会い。ようやく前進。

7月。
投資家にプレゼン。
→「まずは、形にしてみては?」とお金をいただく。
→とりあえず、形を作ることに専念しようと決心。
→freeeを使って株式会社設立&エンジニア探しに着手。
→ナイスタイミングで、前職でお付き合いのあった方から飲み会のお誘い。
→飲み会で、超優秀な人がサポーターになってくれた。未だに信じられない。奇跡です。
→サポーターの人にご相談。
「まずはHPを作ること。コラムを書いて読者をつかむ。サービスを知ってもらうのが第一」
「最初にモノ(システム)を作るとほぼ100%失敗する」
「最初は顧客なんて数人なんだから、サービス提供は手動でやること」
「お金は使わない。まずはタダでできることを全部やること」
「手動で顧客にサービス提供し、フィードバックをもらいながらサービスの形を決めていく」
などなど、具体的かつ有益なアドバイスをいただきまくる。本当にありがとうございます。
HPを作成。会社の登記も完了。なんか書類にはる切手みたいなやつ(収入印紙)のお値段が15万円という失神レベルの高額で、びっくりしてたら受付のおばちゃんに笑われた。
→現在は、コラム執筆に専念中。
→エンジニアにも連絡を取る。「サービスが形になり、システム化の段階になったら改めてお手伝をお願いしたい」と伝えると快諾。本当、わたしが不甲斐ないばかりに振り回しちゃいまして。。。もうしわけない。

編集後記

いかがでしたでしょうか。
少しでも、楽しんでもらえたなら幸いです。
この半年、というか2015年6月で会社を辞めてからわかったことは、
人との出会いと関係性が、一番の財産だということ。

そして、一人でできることってめっちゃ少ないということ。自力でできたことなんて、果汁でいうと1%未満ですよ。やはり、わたしに起業なんてまだまだ早かったのです。できることなら、YouTubeで起業コンサルの動画を見て体を慣らしてから再び出直したいです。

でももうスタートしてしまったので、今は目の前のことをやるしかないですね。
ここに登場した全ての人には、マジで感謝してもしきれません。どうやって恩返しすればいいのか見当もつきません。いまの私がお返しできることって本当に少ない(というか無い。私が持ってて彼らが持ってないものとか無い。どうしよう)のが歯がゆいです。クソが。
最後に、独り言。
やるからには必ず軌道に乗せます。
当ブログの読者の皆さんにも、楽しんだり、喜んだりしてもらえるようなサービスを作りますので、心の中で応援エールを送っていただければ、嬉しいです。わたしのほうは、送っていただいた程でがんばります。

起業における、ここ半年間の総集編。” への1件のフィードバック

  1. 起業ご苦労様です。苦労が染み入ります。

    私はアプリケーション開発に関して、無知です。だから自分で作りたいと思っても作れません。そして「欲しいアプリケーションに限って、ネットに繋げないと使えない物」ばかりです。例えば、

    1.ノベルチェッカー:新人賞用に文字数・原稿用紙換算してくれます。
    //ranove.sakura.ne.jp/check.php
    ついでに、行頭を直してくれれば、最高なんですが、頑張って指摘部分は手動で直します。

    2.ワード並みの文章校正アプリが存在しない。一応、ワードがアプリで出ていますが、まぁこちらもパソコンに移せばいいだけの話で、大したアイディアではないのですが。

    3.よくある話ですが、アンドロイドで使えて、ウィンドウズで使えない不便さを感じます。メモ帳なら自由に移動できるのですが、いちいちクラウドを通さないといけないから面倒です。OSを無視したメモ帳といえば、Evernoteですが、こいつは動作が重いです。軽くてOS無視メモ帳が欲しいです。

    以下余談です。蛇足なので、読まなくてもいいです。

    4.記事の話に関して、ランニング(ウォーキング)アプリと育成ゲームは合成できるのではないか、と思います。私はランキーパーというアプリを使っているのですが、走った(歩いた)分が経験値になって餌を与えたり、金銭をゲットしたりすれば十分アプリとして成立しそうです。

    ゲームの内容にもよりますが、ポケモンGOとちょっと似ている気がします。でも根本的に違うのは、数値さえあればゲームができる点です。ポケモンGOって、スマホの要求スペックが高いんですよ。私のスマホは安物で、ポケモンGOできなくて泣きました。

    これまた余談ですが、ポケモンGOのポケストップは画面にタッチして、動かさないといけませんでした。ただ、ランニングゴール地点と同じ写真を撮って、写真に合致すれば、ゲームのアイテムを与える、みたいな感じです。何言っているかよくわかりませんね。忘れてください。

    という感じで、もしアプリを自由に作れる超能力があったら、私ならお構いなく以上のような物を作ります、というお話です。

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