貯金250万を食いつぶし中のわたしが、無収入生活が半年目に突入して思うこと②

カテゴリー 卑屈で塗り固めた深夜の本音トーク

前回は、「お金の不安は、実は会社員として安定収入をもらっていた頃の方が大きかった」という話でした。

貯金250万を食いつぶし中のわたしが、無収入生活が半年目に突入して思うこと①

 

今回は、その理由を書きます。

無収入でもビクビクせずに生きる秘訣

「嘘つくんじゃねーよ、無収入で不安じゃないわけないだろ?」

「え、、、29歳女で独身&友達なし&無収入って、あんたヤバくない? 怖くないの?」

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という方もいらっしゃるでしょう。

 

 

 

嘘を書いてもしょうがないので正直に言いますが、もちろん、今、無収入であるという事実が怖い時もあります。毎晩のように何か(人面獣とかヤクザとか外国人とか色々バージョンがあるw)に追いかけられる夢も見ます。

でも少なくとも、会社員時代のように「四六時中、未来が不安で仕方がない」「不安で明け方まで寝付けない」「不安で仕事も家事も遊びも手につかない集中できない」ということは無くなりました。

 

理由は三つしか考えられません。

一つ目は、貯金が底をつく具体的な日程がわかったから。

二つ目は、会社員時代と状況は何も変わっていない、と思うから。

三つ目は、自分ひとりの力では、全然自立できないと気付いたから。

 

はぁ?意味わかんねーんだけど。

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と思った方。

これから説明しますので、もう少しお付き合いいただければと思います。

 

 

「貯金はいつかなくなる」ではなく「○月○日にゼロになる」

「多分、あと一年くらいしかもたない」と思うから不安になるんです。

一年くらい、と言った時点で「幅」があるんですよね。なんとなく「節制すればもうちょっと保つかも」とか「いや、予想が間違っててもっと早くなるなるかも」とか悶々とするのは、この「幅」があるせいです。

そうすると、行動計画も「○月くらいまでに〜をやってみよう」と、ふわふわしちゃうんですよね。不思議なことに。「もうちょっと保つかも」とも思えちゃうから先延ばしに逃げることもできるし、「もっと早くなくなるかも」と不安に駆られて足がすくむ原因になります。

 

きっちり計算して、「○月○日にゼロになる」と想定しておけば、じゃあ「○月○日に〜をする」とか、ちょっと後ろ向きですが「○月○日時点で月収が○円未満の場合、月の手取り○円のバイトをしよう」とか、具体的に決めることができます。

さらに特典と言いますか、、、お金について年単位のスパン、長い目で考えられるようになりました。だから今日の食費とか電車賃とか電気代とか、目先の支出にビクビクしないで済むようになりました。

 

未来に何が起きるかなんて完璧に予想するのは無理なので、この想定はあくまで想定です。しかし具体的に、自分が納得出来る計算方法で算出するということに意味があるのです。

ちなみに私の場合は、会社を辞めてからの半年間の実際の支出合計(引越代とか全部込み)を算出し、1日平均いくらのペースで無くなっているかを調べました。そして、2016年1月1日時点の預金額を割って、あと何日でゼロになる、と算出しました。

こうやって明確に数字にしてしまうと怖い気がするのですが、実はふわっとさせておく方がよっぽど怖いです。

お化けだって「よく見えない」から怖いんであって、ドーンと見えてて触れてHP/MP、属性、攻撃パターンを把握してしまえば怖くないでしょ。対策が打てるし、弱点をついて撃退できるかもしれません。強敵に出会ったらまずはライブラですよ。魔列車だってアンデッド属性だとわかってしまえば「フェニックスの尾」で一発で倒せるのです。(あれ、なんの話だっけ)

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実は会社員時代と、状況は何も変わっていない

会社員時代は月に35万円くらい手取りでいただいていて、今はゼロです。しかし、本質的には何も変わっていないんじゃないかと。

 

そもそも会社だって「この仕事・働き方を一生続けるのは無理だ」と思って辞めたんですよ。いろんな意味で。

まず、SEの仕事が好きじゃない(笑)ソースコードとか読むの辛いし、楽しくないし、見事に動くようになっても感動より疲れの方が大きい。Javaの本とか読んでるのもすっごい苦痛なんですよ。もともと英語もITも苦手なので。。。

さらに、「この会社自体、あと5年、10年後にも残っているか?」と考えた時、望み薄なんですよ。企業生存率から言って、30年で99.98%が消えるわけですから。まして自分が定年になるまではあと40年以上あるわけです。そのまま会社に残り続けたとして、会社がなくなった(もしくは自分がクビになった)時、転職するにも年齢も30代半ばの女です。他を圧倒できるようなスキルもなく、大した経験もない(少なくとも他人に「オォッ!」と思われるような経験が積めるとは思えなかった)。しかも、すでに現在、もっと安くてもっと使える外国人SEがバンバン出てきているんです(これはSEの職に限った話ではないですけど)

つまり、会社員として働き続け、会社が無くなって転職する道を選んでいたにしても、かなりの確率で、稼ぎは年齢とともに下がってくるだろうと予想したんです。

 

そういう意味では、あのまま会社員を続けていたとしても、いずれは今のような状況(無収入、もしくは限りなくそれに近い状態)になっていたのではないかと。

私自身のスキル・経験も、あのまま会社にいても伸びはしなかっただろうし、長い目で見れば、まだ20代のうちに今の状況になっていて良かったんじゃないかと。むしろ、今の方がブログのライティングスキル、小説の執筆スピードは格段にアップしているから、これは後退ではなく、本質的(個人の力)には前進しているんだと思えるようになりました。

 

もちろん、あのまま残り続けて、SEの仕事が楽しくなってきてすごい経験を積んで給料ガンガン上がって会社の業績も右肩上がりでヘッドハントされて30代でマンションを買えていたかもしれません。でも私、もう辞めちゃったんで(・ω<) テヘペロ

考えても意味ないことは考えないことにしましたー

 

自分だけでやってみてダメなら、人の力を借りて良い

自分の話で恐縮なのですが、実は私、両親に会社を辞めたことも内緒にするような人間でした。「自分で決めて辞めたんだから、親に言っても心配かけるだけだし。きちんと生活できるようになってから報告すれば良い」と。つまり、親に頼る気ゼロ、微塵もなかったんです。

 

新人研修時代から「責任感が強い。強すぎる。君はなんて漢(おとこ)らしいんだ」と色んな人に太鼓判を押されてきましたが、あれはジョークじゃなかったんですね。あまり自覚はなかったのですが、今思い返すとホント、責任感が強いというかガンコというか。「遊び」が一切ないんですよね、、、お前、生きてて楽しいの?って感じですよ。まーホントに楽しくなかったですけど(爆)

具体的には、、、「自分のことは全て自分でやらなければならない、絶対に!」と思ってました。自分ができると思って一言「やります」と口に出して引き受けた仕事は、たとえ死んでも期日通りにやり遂げなければならないと。

愚痴・泣き言なんか絶対吐いちゃいけないと思ってたので一人で酒飲んで忘れようとしてましたし(というか愚痴をこぼせる相手すらいなかったのかもw)、戦力にならない新人の分際で休日に息抜きするなんてサイテーのゴミ屑野郎だと思っていました。いやコレホント。。。今ならこんな血眼な人が近くにいたら絶対ヤダなと思いますね。だって恐いもん。

だから納期に遅れたことは一度もないし、ホント、先輩や上司が心配して止めるのも聞かず、馬車馬のごとく働いてましたね。自分で言うのもなんですが、上司やお客さんからの信頼も厚かったと思います。軽く引かれてたけどね☆(>ω・)

 

いや、基本的にはこれで間違ってないと思いますよ。

でもちょっと肩に力が入りすぎなんですよね。「われらここにあるの三名。同年同月同日に生まるるを希わず、願わくば同年同月同日に死なん(三国志・桃園の誓いより抜粋)」じゃないんだから、「もし、劉皇叔死し給えりと知らば、関羽はきょうにも死にましょう」レベルで頑(かたく)なにならなくても良いでしょうとw

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ヤバいこの仕事むずかしい(もしくは間に合わない)、、、と思ったなら、RedBull飲んで一人で徹夜するんじゃなく、5分で良いから時間をもらって、同僚でも上司でも相談すれば良いんです。辛い時は愚痴だって吐いていいし、誰かの胸にすがって泣いてもいいんじゃないかと。

手を差し伸べてくれる人がいたら、「いえ、これは自分が引き受けた仕事なんで」と手をパァンってするじゃなく、グッと握って「ありがとうございます。本当はすごく困っていたんです。助かります」と助け起こしてもらえばいいんです。

 

こんな簡単なことが、つい最近まで、私にはできませんでした。

だからリーダーに抜擢されてイジメにあった時、一人でいろんなことを抱え込んだまま倒れちゃった(うつ病発症)んですね。結果、ろくな引き継ぎもできずたくさんの人に迷惑をかけてしまいましたし、私自身も経歴、心、身体に大きな傷を負いました。

 

いざとなったら、助けてくれる人がいる。こう思うだけで、めっちゃくちゃ気持ちは楽になります。失敗するのが怖くて恥ずかしくて竦んで動かなかった足も、思い切って踏み出せるようになります。

私も、ひとりで何ヶ月も考え込んで、ちょっとやってみて失敗して気落ちしてふてくされる、ということはなくなりました。最近は、アイデアが浮かんだらすぐに両親、今でも連絡をくれる元上司に相談してみる、ということを始めたんですが、それだけでPDCAサイクルの回転スピードが100倍くらいになりました。

 

「1+1=10にも100にもなる」とはよく言ったものです。

 

 

 

恩は、「しっかり受けとる」が正解

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なんでこんなに自分一人で完結しようとしていたんだろう? と思い返してみると、以前の私は、人の親切を受けとる=借金する、だと強く思い込んでいたんです。。

誰かに何かをやってもらったら、「同じかそれ以上にして恩返しをしなければならない」と。見ていただいてお分かりの通り、「〜ねばならない」とか言ってる時点でもう「義務」になっちゃってるんですよ。

つまり、1000円借りたなら「利息」をつけて1050円にして返さなければならないと。だったら、最初から自分でやった方が得じゃんと。こういう考え方なわけです。いや〜考え方が貧しいというか、、、バカですねぇ。

 

全ての人が同じレベルで同じ能力で同じ属性で、自分にできないことなんて何もないならこの公式(恩=借金)は正解かもしませんが、そんなワケないじゃないですか。

良い歳こいて今までこんなことにも気付けなかったなんてお恥ずかしい話ですが、まー今からでも気付けて良かったと。こうして無収入になって追い詰められでもしなければ、死ぬまで気付かなかったかもしれません。

 

独立する前(というかつい最近まで)は、自分ひとりでなんとかなるんじゃないかと思っていたんですが、ようやく、自分の力なんて超ちっぽけだし、一人きりで出来ることなんてたかがしていると、本心から思うようになりました。

自分にできることは自分がやってあげる。できないことはお願いして人にやってもらう。

これが正解です。

 

編集後記

「そういうことは、金稼げるようになるか新人賞とってプロデビューするかして、ちゃんと結果残してから言えよ」と思われる方もいるかもしれません。

でも私は、リアルタイムで無収入の自分がこういう記事を書くことに、意義があるのではないかと考えています。

 

成功した人はそりゃ何とでも言えるじゃないですか。だって、結果残してるんだから。こっちはぐうの音も出ないわけですよ。「成功者の人は貧しい時もこういう風に考えていたんだなぁ」「そういう捉え方もあるよね」と感動するだけです。

ただ、その後に「やっぱり成功者は、自分とは全然ちがうんだなぁ」と思っちゃう人もいるんじゃないでしょうか。少なくとも私はいろんな成功者の本を読んで、自分と比較して、「私はなんてダメ人間なんだろう」と思いました。「この人にできて、自分にできなわけがないっ」って再起できるタイプなら良いですが、そうじゃない人は、成功者の苦労話とか聞いても、行動するどころか、逆に気落ちしちゃうこともあるんじゃないかなと。

 

 

 

ということで。

リアルタイムで無収入もしくはそれに近い状態の人、今はお金に困っていないけど不安で仕方がないという人が、この記事を読んで元気になってもらえたなら、私としてはこんなに幸せなことはありません。

 

貯金250万を食いつぶし中のわたしが、無収入生活が半年目に突入して思うこと②” への2件のフィードバック

  1. そもそも白戸さんが早大で理系の学問を志したりITコンサルに身を置いていたのも、(良くも悪くも)親御さんの影響が大きい訳で、本当に自分がやりたい事とはかなり異なったものだったと思うんですよ。

    自分が苦痛だと感じる事をやり続けるって、やはり限界あると思うんすよね(´・ω・`)

    実際に僕は苦手な仕事は他人に手伝ってもらってばっかりですよ(;^ω^)

    適性って大事ですよね←(^ω^)

    ※しかしながら「夢の中でヤクザ等に追われる件」に関しましては、私自身に全く経験が無く共感し難い部分がありましたためコメントは差し控えさせていただきます(^q^)

    1. 経歴にまで目を通していただきまして、恐縮ですテヘヘッ(*゚ー゚)>
      大学や就職に関して両親の影響を濃く受けたのも、まー自分がやりたいことがイマイチはっきりしていなかったのが大きいんですけどね。。

      おっしゃる通り、適性はホント大事だと思います。
      苦手な仕事って、得意な人に手伝ってもらった方がみんなハッピーですよね。自分は苦手なことやらなくていいし、得意な人は頼ってもらえて嬉しいし、仕事自体も速く品質高く仕上がりますし。チコリータさん、さすがです。

      #夢占いによると、追いかけられる夢は吉兆だそうなので「よかった」ということにしますw

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