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JUST DO IT. ゾーンに入るために必要な3つのこと

「生産性を高めよう」としているとき、人は具体的に何を狙っているのでしょうか。理想的には、一度に一つのテーマに全精力と意識を集中させたいと思っています。

JUST DO IT.

単一理想主義という言葉をご存知でしょうか。

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NIKE(ナイキ)の企業スローガン「JUST DO IT.(とにかくやってみろ。)」がこれにあたる言葉なのですが、ようは一つのことだけにエネルギーと注意を集中させる状態を言います。「フロー」とか「ゾーン」とも呼ばれています。これは心理学者ミハイ・チクセントミハイによる造語で、人の注意が最も生産性の高い状態を指します。

<単一理想主義の定義>

誰かが「とにかくやってみろ」と言うときは、あなたに他のことはするなと伝えようとしてる。こう言い替えてもよさそうだ。

「やってみろ。他のことは一切考えるな。今やっていることもだ。本当は、やろうとさえするな。それすらやらずに、ただ自分がやっていることだけを見て、実際に何かをやろうとはするな」

単一理想主義とは正確には、対立なしに、心の中にただ一つのことしかない状態を言う。あるテクニックそのものというよりも、思考に関連して自然に行動した結果の状態である。特定の個人にとって特定のテクニックが役立つかどうかは、単一理想の状態の実現に際して、特定の障害物に対処できるかどうかにおおむね左右される。

P・J・イービー

 

「JUST DO IT.」と言うとき、あなたはフローと呼ばれる単一理想主義の状態にあります。気が散ったり、中断したり、自己判断したり、疑ったりすることはありません。心が100%「実行」モードにあれば、当然ながら多くのことができます。

 

単一理想主義の状態(ゾーン)になるには?

①絶対に邪魔が入らないようにする

ようやく没頭し始めたところで、宅配業者が玄関ベルをならしたり、電話がかかってきたり、母親が突然部屋のドアを開けたりすると、単一理想主義の状態は壊されてしまいます。

まず第一にすべきことは、注意散漫になったり、中断されたりしそうなものを取り除くことです。

私はサラリーマンとしてシステムエンジニアの仕事をしていた頃、耳栓やイヤホンが許可されていた緩い職場だったのを良いことに、ずっとイヤホンで音楽を聞きながら仕事をしていました。私の仕事はプログラミングであり、会話はミーティング以外に必要なく、後輩が叱責されている声や営業担当の電話応対の声、誰かが通路を行き来する足音などは、集中を妨げる雑音でしかなかったからです。

いまでも中断されたくない執筆中などは、スマホをマナー(バイブOFF、着信音OFF)にするはもちろんのこと、WiFiルータのコンセントを抜いてネット接続も切ります。こうすることで、単一理想主義の状態をはるかに維持しやすくしています。

そうでもしないと、行き詰まった時にネットサーフィンに走ってしまう確率が非常に高いからです。

 

②葛藤を取り除く

心の中で葛藤が起こっていると、物事を始めるのが難しくなります。始めること自体に抵抗感があるなら、作業を続ける前に、その葛藤について深く調べることに時間とエネルギーを割くことをおススメします。

例えば小説の執筆中、私は時々どうしようもなく不安になり、虚しくなることがあります。抵抗感を無視して無理に書き続けてみても、集中できないし物語の展開ももっさりと停滞してしまいます。

そこで、いったん筆を置き、その不安や虚しさについて瞑想してみました。

結果、私は自分の作品の出来に満足しておらず、うまくいかないことをやり続けるのは無駄だと感じていることを改めて認識することができました。より具体的に言うと、登場人物が物語を展開するうちに当初の設定と乖離してしまい、前半部分と不整合が起きていることから目を逸らすのを止めた、ということでs。

この葛藤は、少しの時間をかけてプロットとキャラ設定と書き終わっていた前半部分を修正することで解決しました。

抵抗感の元凶は取り除かれたんです。

 

③ダッシュして注意のプロセスを促進させる

一般的に、人は一つのことに没頭する(ゾーンに入る)までには10〜30分の時間がかかります。作業にを開始してから没頭するまでのこの時間は「ダッシュ」が必要です。集中することに意識的にエネルギーを燃やす時間なのです。

始める前に、この「ダッシュ」が終わるまでにゾーンに入っていないなら、作業をやめてもよいという許可を自分に与えておくと、スムーズに作業に入ることが出来ます。

ちなみに30分経っても集中状態にならないという時は、素直に他のことをしたほうが良いです。ただしそういうことはめったに起こりません。一度始めれば、容易に続けられるものです。

 

<参考>あまり気が進まないことでもやり遂げる「ポモドーロ・テクニック」

トマトに似た形(ポモドーロはイタリア語のトマト)のキッチンタイマーにちなんで名付けられたもので、次のように行います。

  • キッチンタイマーを25分に設定する。
  • その間、一つの課題に集中する。行き詰まってもタイマーが解除されるまではひたすら集中し続ける。
  • 25分間の作業時間が終わったら、5分休憩を取り、全部で30分間とする。

嫌なことでも「たったの25分だ」と言い聞かせることで着手しやすくなります。また、途中で電話が鳴っても「ポモドーロは分割できない」ことを思い出せば、無視しても良いと自分を許す効果的な方法となり、単一理想主義の状態が維持されます。

 

瞑想は抵抗のトレーニング

呼吸に集中し、注意が散漫になってきたら意識的に呼吸することに集中し直す。簡単なようでやってみると結構難しいのですが、瞑想は邪魔なものに直面したときに注意力を保つスキルを訓練する方法として非常に有用です。

私も毎日10分間坐禅を組むようにしているのですが、やり始めた1年前よりも格段に集中力が高まったことを実感しています。今までは1時間と保たずに時計をチラチラ見たり、フラフラと立ち歩いたり、気付けば動画が自動再生されるのに任せてバラエティの切り抜きを見ていたりとどうしようもなかったのですが、今では、作業を始めてから次に時計を見るまでに、大体3時間くらい経っていることが多いです。

 

p.s.

余談ですが、坐禅って専用のクッションがあるんですよ。

私は半年くらい知らずに、見よう見まねの結跏趺坐で坐ってたんですが、どうしても猫背になったり身体がグラグラしてしまってうまく集中できませんでした。一重にわたしの練習不足でやってるうちに真っすぐ坐れるようになるだろって考えてたんですが、ある日書店でたまたま手に取った坐禅の本に、ちょっとかさの高い専用のクッションがあると知り、愕然としましたね。

これを使いだしてからはめちゃくちゃ坐りやすくなったし、身体もぶれなくなりました。ちゃんと知識を仕入れないと駄目ですねwww

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すえきあおい
  • すえきあおい
  • 2019年現在、32歳。元女社長で、今はフリーランスのブロガー兼SE。
    アプリ作成・システム構築みたいにモノ作りもやるし、ITコンサルみたいなアドバイザーもやってます。ブログもこの通り、時々更新してます。
    <経歴>
    早稲田理工の新卒で某ITコンサル会社に入社。でも6年で鬱になって退職。
    個人事業主として起業し、2015年(28歳)でフリーランス生活が始まる。
    ITから離れたくて小説家を目指すも1年で挫折したり、株式会社を立ち上げてビジネス始めようとしたけど軌道にのらないから休眠させたりと、支離滅裂な人生をエンジョイしてます。
    最近ようやく安定して高収益な仕事もらえるようになってきた。

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