日: 2015年11月21日

もしも息を止めている間だけ透明になれたら むかし練習で書いた没・短篇小説

もしも息を止めている間だけ透明になれたら

もしも息を止めている間だけ透明になれたとして、君なら何をするだろうか。   初日 さっきまで見ていたすさまじい悪夢の断片は、目覚ましのアラーム音が一回、二回と鳴る度に失われていった。黒崎は掛け布団を乱暴にはねのけてスマートフォンのアラームを止めた。八時十分。アラームの設定時刻は入社した頃か…