読んでよかったレベル20以上の本たち 15 11月 2015 顔というものは踏みつけるためにある。ジョージ・オーウェル『1984年』を読んで…… 今日は雨だし最近ハマっていた猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズも読み終えてしまったので、久々に本棚に飾ってある中からジョージ・オーウェルの一九八四年を読み返してみました。 自分の価値観を揺るがすほどの本って、捨てたり売ったりせずに取っておくという人も多いのではないでしょうか。わたしにとって、一九… 続きを読む
卑屈で塗り固めた深夜の本音トーク 15 11月 2015 今後が不安でどうしようもなくなった時に見直すべき5つのこと フリーランスの方、無職の方、フリーターの方はもちろん、サラリーマンや専業主婦の方でも、今後のことが不安でどうしようもなくなる時があると思います。 このままずっと稼げないままだったらどうしよう 急に仕事がなくなったらどうしよう 老後にお金が無くなったらどうしよう 会社をクビになったらどうしよう 離婚し… 続きを読む
むかし練習で書いた没・短篇小説 15 11月 2015 失われたチョコレートの記憶 失われたチョコレート 許さない。絶対に許さない。 小潟(おがた)はあまりの怒りに身体の震えが止まらなかった。先ほど怒鳴ったときに舌を噛んだのか、口の中に鉄臭いの味が広がっている。 このチョコレートの為に、俺がどれだけの時間と労力を割いたと思っているのだ。 怯えた顔で自分を見上げる目の前の女が、まるで… 続きを読む