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何をやってもうまくいく人と、何をやってもうまくいかない人の違い

なぜ同じ人間なのに、幸福な人生を送っている人と不幸な人生を送る人がいるのでしょか。その違いは何なのでしょう?

答えは。脳の “器” にあります。

 

あなたの人生を決める「パターン・ニューロン」

何をやってもうまくいく人は、何をやってもうまくいく器を持っています。何をやってもうまくいかない人は、何をやってもうまくいかない器が、自分の中に存在しているからなんです。

人間の脳は “真空を嫌う” のです。

だから、脳は自分の器が真空にならないために、無意識にその器を埋めようとします。常に器を満たそうと、脳は頑張るんです。あなたの中に不幸の器があれば不幸を引きつけ、幸福の器があれば幸福を惹き付けます。その器の正体は、「パターン・ニューロン(無意識の習慣を作り出す神経細胞)」です。

いつも悩んでばかりいる人の脳の中には、悩みのパターン・ニューロンが確立されいるので、悩む対象がなくなると、自ら悩み事を探す、ということをしてしまいます。本人は「もう悩みたくない」と本気で思っていても関係ありません。悩みの器(パターン・ニューロン)が確立してしまうと、本人の意志とは関係なく悩みを引き寄せてしまうのです。

同じように、お金持ちのパターン・ニューロンが確立されている人は、どんなに嫌がってもお金持ちになってしまいます。いじめられっ子のパターン・ニューロンが確立されている人は、どの学校へ転校してもいじめられてしまいます。パターン・ニューロンが、人生を左右するということはもうお分かりいただけたと思います。

引き寄せの法則は、科学的に解明されています。催眠誘導研究所では、ニューロン・インプルーフ・コントロール(通称NIC)と呼ばれている手法です。

 

人間の脳には140〜150億個のニューロンが存在します。外部からの情報は視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚の五感を通じて脳内に取り込まれます。そして、自分の知識や経験、遺伝などから構成されているパターン・ニューロンによって伝達が行われ、自分にとって最もベターな行為が結果として現れます。

その情報伝達を行っているのは、ニューロン(神経細胞)とシナプス(神経細胞間の接合部)です。シナプスが伝達物質を出さなくなると、人間は立っていることすら出来ません。ボクサーが顔面にパンチを受けた時のように、頭に強い衝撃を受けると脳は一時的に脳内物質を出さなくなります。すると、操り人形の糸が切れたようにボクサーはマットに倒れます。

ニューロンとシナプスで、人間の思考と行動は決定されているのです。

 

パターン・ニューロンの確立と減退

パターン・ニューロンは習慣によって作り出されるので、本来は地道な繰り返しで育てていくのが通常です。習慣(ニューロン・パターン)が確立するには、21日間必要とされています。しかし、例外的に、パターン・ニューロンが突然確立することがあります。

それは、強いショックを受けた時。

 

例えば。

会社でプレゼンを任されたとします。社運をかけたビッグチャンスで、責任重大です。任せてくれた上司はあなたのことを評価していて、優しく接してくれています。

プレゼン前に、上司に資料を確認してもらうと、「資料のボリュームが多すぎるんじゃないか。20分しかないんだから、もっとページ数を減らした方がいい」と言われました。

しかしあなたは「載せているのは全て必要なデータです。大丈夫、しゃべりでは要点だけ触れて進めるつもりです」と言って資料を直さずにプレゼンに望みました。

プレゼン本番。あなたの練習不足に加えてクライアントから質問が続出し、遅々として話が進みません。結局、時間が全然足りず、全体の四分の一も説明できずに途中で打ち切られてしまいました。大失態です。

その話を耳にした上司は、オフィスで部下や同僚の面前にも関わらず、あなたを怒鳴り散らします。これほどに激昂した上司を見たのは初めてです。上司は「あの時言ったのに、なぜ修正しなかったんだ!バカ野郎」とあなたの頭を資料の束で叩きました。

こうして、あなたは心に大きなショックを受けます。受けたショックが大きいほど、太く丈夫なニューロンが確立します。

 

この場合、とても辛い感情→叩かれた頭→バカと言う罵声→皆の前で怒鳴り散らされる→上司の怒った顔→上司が急変する→社運をかけたプレゼンで大失態→プレゼン、という風にショックを受ける前の出来事をネットワークのように結びつけて関連づけます。

こうして確立されたパターン・ニューロンは、「プレゼン」という言葉を聞いたり見たりするだけで、あなたにこの出来事や辛い感情を思い出させます。

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確立されたニューロンは、刺激を受けている間は活発に働きます。しかし、刺激を受けないと徐々に活動領域から退き、結びつきも減退していきます。つまり、その出来事に関する行動もせず、気にもしなくなったら、結びつきが切れ、パターン・ニューロンも崩れ始めます。

活動を停止してから完全にネットワークが減退するまでの期間は、確立と同じく21日間。禁煙で言うと、タバコを吸わなくなった時からでなく、タバコを欲しくなくなってから、21日間かけてニューロンの減退が進行するんです。

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余談ですが、パターン・ニューロンの崩れ方には最初や最後からという順番はなく、断片的に減退していきます。「バカという罵声」から「皆の前で上司に怒鳴り散らされる」を繋ぐ連絡網であるニューロンが減退しても、「プレゼン」と聞くだけで上司の怒った顔を思い出してナーバスになったりします。これがトラウマの原型であり、トラウマがなかなか治療できない由縁でもあります。

まとめ

  • 人間の思考と行動は、パターン・ニューロン(脳の器)により決定される。
  • “引き寄せの法則” は、パターン・ニューロンの働きに起因する。
  • パターン・ニューロンは、習慣、もしくは強烈なショックによって確立される。
  • パターン・ニューロンは、行動もせず気にもしなくなったら、減退が始まる。
  • パターン・ニューロンの確立と減退にかかる期間は、21日間。

・参考文献

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白戸
  • 白戸
  • 2019年現在、32歳。元女社長で、今はフリーランスのブロガー兼SE。
    アプリ作成・システム構築みたいにモノ作りもやるし、ITコンサルみたいなアドバイザーもやってます。ブログもこの通り、時々更新してます。
    <経歴>
    早稲田理工の新卒で某ITコンサル会社に入社。でも6年で鬱になって退職。個人事業主として起業し、28歳でフリーランス生活が始まる。
    ITから離れたくて小説家を目指すも1年で挫折。その後、株式会社を立ち上げてビジネス始めようとしたけど軌道にのらないのでいまは休眠中。
    フリーランス活動しながら、裏でシコシコ次のビジネスを立ち上げ中w
    あ、あと、彼氏募集中!(←強調

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