一生忘れられない!魅力的なキャラクターの作り方③ 「欲求」を決める

キャラクターを作る上での3つ目の要素「欲求」は、前回までの記事で説明した①能力、②価値観をもとに考えます。

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価値観が脅かされる状況から考える

まず、「価値観」が脅かされる状況を10パターン考えます。たとえば、価値観(生きていく上で一番大切にしているもの)が「自分の命と家族」なら、以下の通り。

・家が家事になり、自分以外の家族が死んでしまう
・致死率90%の疫病が蔓延し、家族共々罹患する
・大地震で都市が壊滅し、自分以外の家族が死んでしまう
・記憶操作により、家族が自分のことを忘れてしまう
・事故に遭い、自分が家族のことを忘れてしまう
・家族旅行で乗った飛行機が墜落し、自分一人が無人島に流れ着く
・隕石が落ちてきて、自分以外の家族が死んでしまう
・自分の村がオオカミの群れに襲われる
・戦争が起き、自分が兵役に出ている間に家族が爆弾で死んでしまう
・両親が離婚してしまう

 

では、この人物の能力が「どんな食材でも美味しく料理する」だったとして、上記のような状況ではどのようなアクションを起こすでしょうか? あなたも、是非ご自身の出した状況をもとに、考えてみて下さい。

 

「家族旅行で乗った飛行機が墜落し、自分一人が無人島に流れ着く」の場合、どうでしょう。その人物は悲嘆にくれたり旅行を思い立ったことを後悔したりしますが、ずっと泣いているわけではありません。悲しみが一段落したところで、「こうしたい」という欲求が生まれるはずです。

どんな欲求でしょうか?

例えば、、、
・まずは島の食材で美味しいものを作って元気になりたい
・家族の後を追って死んでしまいたい
・家族の分も、自分は生きたい
・家族の思い出が詰まった我が家に帰りたい

 

物語は、「欲求→アクション→(外部からの)リアクション→アクション…」の繰り返しで進行します。涌き上がる「欲求」により人物がアクションを起こすことで、状況や他の人物からのリアクションが返ってくる。それに対してアクションを起こし、リアクションが返ってくる、といった具合です。

 

人物が「欲求」によりアクションを起こさない場合の対処

例えば「家族の後を追って死んでしまいたい」の場合、そこでお話が終わってしまいます。こういう場合は、他の人物や状況を動かし、物語を進行させましょう。

「無人島だと思っていた島に、実は先住民がいて、料理を作ってみせたらものすごく歓迎されて、、、」みたいな展開もありですし、「無人島は海賊の宝の隠し場所で、やって来た船に忍び込んで脱出。しかし海賊に見つかってしまい、料理の腕を見込まれてそのまま海賊の料理人をやらされるハメになり、、」でも良いですね。

 

欲求が低次なほど、キャラクターは没個性的になる

マズローの欲求5段階説をご存知でしょうか。人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲する、というものです。

 

このピラミッドで言うと、一般的に欲求が低階層になるほど、キャラクターは没個性的になります。

例えば、戦場で生きるか死ぬかの状況に置かれた場合、大抵の場合、欲求は「死にたくない!」「生き残りたい!」です。貧乏人だろうが、大富豪だろうが、年寄りだろうが、子供だろうが、「死にたくない!」という欲求は同じ、ということです。

 

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さて、次はいよいよラストの④「ディテールを決める」です。

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