あなたがいつになっても英文を読めるようにならない簡単な理由

カテゴリー 読んでよかったレベル20以上の本たち

それは、「発音できないから」です。

この記事を読んでいる今、あなたは、文字を追いながら頭の中で日本語をしゃべっていますよね。フォトリーディングのような特殊な読み方は除外するとして、「文字を読む」ということは、すなわち「頭の中で発音する」ことなんです。

 

つまり、英文を目で見て「読めない」ということは、頭の中で発音できていないということです(単に語彙が少ない、というのも含めます)。例えば、

After considering the main characteristics of justice as fairness and the theoretical superiority of this approach to utilitarianism, intuitionism, or other perspectives, Rawls looks at the principles of justice.

utilitarianismとかintuitionismとか、パッと発音できます?

単語の意味がわかるのは大前提として、「大体の意味はわかるけど発音はよくわからない、できない」状態の人がこれを読むとどうなるかというと、

アフターコンシダリングザメインキャラクタリスティックオブジャスティスアズフェアネスアンドザセオリティカルサペリオリティオブディスアプローチトゥユーテリタリアリズム、インテュテョニズム、オアアザーパースペクティブ、ロウズルックアットザプリンシパルズオブジャスティス。

こうなります。わけわからんし、なんかイライラしますよね。キャラクタリスティックってどういう意味だっけ?とかイチイチ思い出して、単語を繋げて読んで、ようやく「あ、こういう意味のことが書いてあるのかな?」とわかってくる。

こんな調子でずっと読み進めるのはストレスフルだし、普通はイヤになります。結果、せっかく気合いを入れて購入した「ハリーポッター」の洋書も、10ページくらい読み進めて「もういいや〜」ってブックオフに売り飛ばすことになります。(私がそうでしたw)

 

単語を発音しないで覚えるのは論外

日本の英語教育は、テストに単語や英文を書かせたり読解させたりするため、勉強方法はどうしても「目で見て覚える」「書いて覚える」に偏りがちです。「しゃべらせる」テストがないから当然ですよね。辞書を引くと発音記号が書かれていますが、あれを見て発音を勉強するには、まず発音記号を覚えなければなりません。

学生の頃のわたしは、「スペルを覚えるだけで精一杯なのに、発音記号まで覚えていられない」「発音なんかできてもテストに出ないし意味ない」と思っていました。実際、テストに関しては正しかったと思っています。

しかし、これではたとえテストで点が取れるようになっても、英語が使えるようにはなりません。洋画を字幕無しで見ることも、洋楽を楽しむことも、英語でコミュニケーションすることもできません。それどころか、洋書や英語のドキュメントすら、まともに読めません。

 

つまり、単語を見た瞬間、頭の中でカタカナでなく、ネイティブの発音で「音が再生される」ようになれば、英文も日本語と同じように、すんなりと自然と読めるようになります。読み終わって、はじめてそれが英語で書かれていたと認識するくらい、が実用レベルの目安と言われています。

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