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【銀魂】不思議な魅力No.1キャラ「坂田銀時」について徹底的に考察してみた。


どうも、銀魂歴10年のベスト・ギンタマー(Best Gintamer )こと白戸です。

アニメ銀魂を観てたら止まらなくなって、まるまる二日間潰しました。死ぬ。

せっかくなので、世界中のファンを惹きつけてやまない「銀魂」の魅力について、考察してみたいと思います。

「そんなことして何になるの?」と思っている方もいるかと思いますが、私も全く同意見ですので、お時間のある方だけがこの考察をご覧になっていただければと思います。

ご存知の通り、銀魂は第1巻の発売(2004/4/2)から10年以上も続いてるんですね!すごい!空知秀秋先生もすっかり大御所です。現在34歳とのこと(若っ!

(2016/10/18追記)

そんな銀魂もいよいよ最終章。寂しいですね。個人的には、別に綺麗に終わらせなくていいから、もっとギャグ回を描いて欲しいなと(笑)でもこれが終わったら、また空知先生の次回作が始まると想像すると、もう楽しみでしょうがないです。

漫画は、キャラが全て。

漫画はキャラクター勝負の世界です。「キャラが全て」と言っても過言ではありません。物語展開は後からどうにでもできますからね〜

ヒットしている漫画は、100%の確率でキャラが魅力的です。いわゆる「キャラが立っている」という状態。ONE PIECEしかり、NARUTO-ナルト-しかり、銀魂しかり、こちら葛飾区亀有公園前派出所しかり。ジャンプ以外だと、進撃の巨人七つの大罪マギ蟲師、挙げればキリがありませんね。

ちなみに、これは必ずしも主人公に限定した話ではありません。ダメダメな主人公だけど、お助けキャラがめちゃめちゃカッコイイとか、主人公の成長を描くとか、いくつかパターンがあります。

例えば、ダメ主人公でいうと、代表格はドラえもんの「のび太くん」。ほかにも、マギの「アリババ」、千と千尋の神隠しの「千」、エヴァンゲリオンの「シンジ君」等が該当しますね。ドラえもんの場合は最底辺である「のび太くん」の成長を「ひみつ道具」という子供なら垂涎モノのアイテムを使うことで描いています。マギの場合はシンドバッドやアラジンなど圧倒的な魅力、能力を持ったサブキャラがたくさん登場します。アスカ、綾波レイ、カヲル君、ミサトさんも超かっこいいし。

坂田銀時=「みんなの銀さん」+「白夜叉」

銀魂の場合も、みんなキャラが立っています。なかでも、主人公の「銀さん」は今までにない不思議なキャラというか、、、かなり多面的に作られています。

「ただ強いだけ」でも、よくある「完璧だけどひとつだけ致命的な欠点がある」系のキャラでもありません。”侍”、”甘党”、”兄貴肌”、”ドS”、”金に汚い”、”自堕落”、、、絶妙なバランスで、いろんな要素を包含しています。

これほど複雑なキャラ作りを可能にしているのは、ひとえにギャグパートとシリアスパートのメリハリでしょう。(`ω´)キリッ

ギャグパートでは、「銀さん」のダメな部分とかが結構描かれているので、人間味があるというか、リアルに近い印象を受けます。

一方シリアスパートでは、自分の命を投げ打ってでも仲間や他人を助けようとする ヒーロー的な一面や、 暗い過去、つまり “圧倒的な強さ(物理・精神の両面で)” の根拠となる「伝説の攘夷志士・白夜叉」時代のことなども小出しに描かれているので、読んでいると「あ〜フィクションだな〜、こんな人、絶対いないもの」とも思うんです。ギャグパートの時とはまるで別人というか。別人じゃないんだけど、別人というか。あれ、何言ってんの私。

まあ、、、その、要約すると「現実にはこんな人、絶対いない。でもいそう」みたいな。

ONE PIECEやナルトのように一話完結型ではなかったり、一話完結でも銀魂ほどシリアスとギャグが明確に分かれていなかったりするので、こういう複雑なギャップの出し方というか、キャラ作りは難しいんでしょうね。

空知先生のアンケートも見つけました。

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あー、やっぱちゃんと計算して作ってるんだ〜と。狙い通りですね!すごいッス。

なぜ、人は漫画(アニメ)を求めるのか?

なぜ人は、人生という限られた貴重な時間を使って、他人(原作者)の想像の産物である漫画やアニメ、小説などのフィクションを求めるのでしょうか? なんのために? 私は何のために二日間もアニメ銀魂を観つづけたのでしょうか(知らねーよ

人がフィクションを求める理由は、二つに分けられるのではないかと、わたしは考えています。そして、ここに「銀魂」をはじめとした大御所アニメの人気の秘密が隠されているんじゃないでしょうか!

パターン①気分転換、暇つぶし

フィクションをフィクションとして楽しむ、という正当な読み方ですね。「FUNNY」の意味でのおもしろがります。

軽い気持ちで、片手間に観る、読むの場合はこちらに該当するでしょう。落ち込んでいる時にバラエティ番組を見るのと同じ感覚で、漫画を読みます。

こういう時の読者が求めているのは、「わかりやすさ」です。つらい現実からの逃避手段として遠い漫画の世界に魂を飛ばしたり、家事や運動をしながらとりあえず半分の頭で理解できるエピソードが欲しいだけです。つまり、既に自分の頭にパターンとしてインプット済みのものですね。

「勇者がドラゴンを倒す」パターンの勧善懲悪モノ、ベタベタのラブストーリーなど、奇をてらわない「わかりやすさ」が求められるのです。

漫画ではありませんが、水戸黄門や戦隊ヒーローモノが未だに多くの人から支持されているのは、この楽しみ方をする人がたくさんいるからです。

銀魂 沖田総悟 風 アイマスク コスチューム用小物 男女共用

パターン②思想、教訓、原理原則を求めて

フィクションから抽出した「原作者の思想」や「教訓」、「原理原則」を自分の人生に写し取ろうとする、という深い読み方です。こちらは同じ「おもしろがる」にしてもでもINTERESTの意味外が強いでしょう。

キャラクターに自分や周囲の人間を重ねてみたり、台詞に感銘を受けて思わずメモに書き残してみたり、原作者の経歴やインタビューを検索してみたり、漫画の真似をして実際の生活で行動を起こしてみたり。コスプレなんかもこれに含まれるでしょうね。(コスプレを、別の人間になりたい、という変身願望の表れとするなら)

こういう読者と、パターン①のように暇つぶしの人とでは、同じ漫画を読むにしても読み方が全然違います。

ONE PIECEも、「単なる子供向けの漫画」と思いこんでいる人たちにとっては、「海賊の冒険モノで、主人公は手足が伸びるらしい」でしかありません。しかし、深読みする読者には、

「ルフィは夢を叶える引き寄せの法則を見事に体現している。彼は「海賊王になりたい」ではなく「海賊王に、俺はなる!」と断言している点が非常に重要である。ルフィのように強く思い込むことによりホメオスタシスが夢を叶えた時点の自己を現在と認識することでうんたらかんたら」

という感じになるのです。

つまり「自分の経験や本で仕入れた知識」と「漫画」を(脳内シナプスで)結びつけることで、より深い理解レベルである “肚落ち” した状態を作り出すのです。一種の「アハ体験」と言えると思います。

ただし、こういう読み方ばかりしていると、漫画の世界と現実の世界の境界が曖昧になるため、一歩間違うと二次元キャラに恋をしたりコスプレしたり漫画の名言を変なシーンで口走って総スカンを食らったり、というイタい人になってしまうことに対する注意が必要ですw

余談ですが、私の感覚では、40歳以上の人たちは「漫画=子供のもの」と思っている人が多いように感じますね。しかし、近年の漫画のターゲット層の広がり具合(漫画はもはや子供だけのものではない)からして、このパターン②の読み方をする読者が増えつつあるのではないかと。

「漫画だから」と小馬鹿にする時代はとうに終わっているのです。

30年前(1980年代)くらいだと、「漫画=子供のもの」という風潮から、パターン①をターゲットにした作品が人気だったと思います。しかし、2000年代以降は、パターン②の読者が急増。もはや、単純明快、ワンパターンでは通用しなくなってきているのです。

最近人気の漫画・アニメ作品なんかは、びっくりするくらい大人向けに作られていますよね。サイコパス、デュラララ!、東京喰種、進撃の巨人、東のエデンetc……子供に理解できるわけねぇーみたいな描写やグロすぎる描写など、もうやりたい放題。ご乱心の域ですよ。

で、銀魂をはじめとした人気作品のすごいところは、このパターン①と②、両タイプからウケているという点。無敵かよ。

銀魂の魅力は、”ギャグ” と “名言”。

やっぱ思うに、ギャグパートとシリアスパートのギャップが非常に大きいのが、銀魂の一番の特徴かなと。ONE PIECEもナルトもギャグパートはあるのですが、一話完結ではないので銀魂ほどのギャップはありません。

で、この “ギャグ” と “名言” の二本柱が、上記のパターン①、②の両方の読者ニーズに見事に対応しているのです。

「あんま難しいことを考えずに気楽に漫画を楽しみたい」という時は一話完結のギャグ回、「自分が人生の重要な岐路に立っていて、何か心を決めるようなヒントが欲しい」という時は名言の多いシリアス回、という楽しみ方ができるのです。

すごくないですか!?(←落ち着け

ギャグ回に見る、原作者・空知秀秋の圧倒的な言語IQ

人を笑わせるのってすごく高度で難しいことですが、空知先生の高度な「言葉遊び」系ギャグは日本の漫画史で見てもピカイチだと思います。

空知先生の最強の「武器」であると言ってもいいんじゃないでしょうか。もう漫画家のレベルじゃないですよ。このセンスは。伊坂幸太郎先生レベルの小説家にも匹敵するんじゃないかと。

好きな漫画は『ドラゴンボール』と『スラムダンク』で、単行本で読み込んでいたが他にはさほど漫画を読まない少年時代であり、むしろ影響を受けたのはお笑い芸人とのこと。好きな芸人はダウンタウンで自分の世代のヒーローであると答えているほか、最も影響を受けた有名人には札幌テレビ放送アナウンサー明石英一郎を挙げている。

wikiより抜粋

ダウンタウン松本人志さんもよく「お笑い芸人は、頭良くないとできない」とおっしゃっていますが、全くその通りですよね。銀魂を読むたびに、「空知先生って頭良いんだろうな」と思います。うらやましい。

ギャグ漫画って、うんことかおしっことかで笑わせようとする幼稚なイメージがあったのですが、銀魂に出会って考えを改めざるをえませんでした。

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こちらはアンケートですが、あまりに高度な回答でびっくりしました。この人、本当に漫画家なのって感じw

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最後、きちんと”オチ”を付けてるあたり、只者じゃないですね。

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銀魂で良くみる他作品ネタですね。ジブリのパロディとか面白かった。

グッと来る!「銀魂」珠玉の名言

最後に、個人的に大好きな名言を載せて終わりにします。

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こちらは2011年の震災の時の書き下ろしだそうです。ズッシリきますね。

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こちらは質問回答。

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あぁ。。結果出してる人にこういうこと言われるとマジでグウの音も出ないっていうかw カッコイイ! 当たり前ですが、文章から「銀さん」が匂い立ってますね。リアル銀さんです。

p.s. 沖田さんがいつも付けてるアイマスクが50円で販売中w ちょっと欲しいかも。

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