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紙本の小説と、ネット小説の違い5つ

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最近はネットで書いてる人も増えてきて、紙(電子書籍含む)の本とはまた違ったモノとして育ってる感じですよね。ケータイ小説とか、小説家になろうとか。

ケータイ小説から紙の本になったのだと、Deep Love―アユの物語とか有名ですよね。私も中学生の頃、買ってもらったばかりのガラケーで夢中になって読んだのを覚えています。懐かしいなぁ。最近(?)だと電車男とかもそうですね。

紙の本になっても横書きですが、改行とかは編集段階で直して読みやすくしてるみたいです。

さて、書籍化された小説とネット小説、どちらもそれぞれの良さがあると思いますが、どういう違いがあるんでしょう? ちょっと考えてみました。

①縦書き・横書き

言わずもがな、ケータイ小説、ネット小説は必ずと言って良いほど横書きです。今はスマホが進化したので横スクロールとか普通にできますけど、やっぱケータイって昔は縦スクロールしかできなかったですから。基本上から下にスクロールするもんですからね。当然、アップするサイトのフォーマットも最初から横書きで固定になっています。

あと、縦書きって日本語だけなので、それを許可しちゃうと翻訳できないとか色々弊害があるのかもしれませんね。

余談ですが、上述した書籍化されたケースでも横書きのまま出版されたことも考えると、横書きで書いた原稿って縦書きに直したりしない方が良いのかもしれませんね。

私もこのブログで書いたり、新人賞用に縦書き原稿に書いたりと両方やっていて思うんですが、ブログ用で書いたものを縦書き原稿にコピペすると、ものすごい違和感があるんです。

横書きの時はスラスラ読めたはずなのに、縦書きにした途端、なんだかまとまりのない感じがして、読みにくいし、目が散るっていうんですかね。

横書きのゴシック体の時は「サクサク読めた」ものが、縦書きの明朝体にすると「単に軽薄」に感じられる。不思議です。。。

②読者層

やっぱり、ケータイ・スマホ小説、ネット小説の読者層は圧倒的に若者が多いですね。10代、20代が8割以上なんじゃないでしょうか。メインターゲットは、間違いなく10代女性です。最近はネットのBL同人小説とかすごい盛り上がりですもんね〜。

男性は映像、女性はストーリーで欲情する生き物なので、当然っちゃー当然の結果ですが。

なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか?

朝の通勤電車とか見ていても、40代以降のビジネスマンが手に持ってるのって、新聞とか雑誌とか文庫本とか。スマホとかタブレットの人ももちろんいますけど、日経新聞を読んだりメールチェックしたりといのが多いですよね。

一方、学生さんとか若い私服の人たちって、ほとんどと言って良いほどスマホを見てます。LINE、Twitter、ゲーム、色々ありますがやはりスマホに触れている時間というのは20代以前が圧倒的に長いです。その流れで、ケータイ小説を読むというのが大多数でしょうね。

今どきの10代女性は1日3時間以上スマホしてるんですね……すげぇ。

横軸は一日のスマホ利用時間(単位:分)

90522

90524

③読まれるタイミング

ネット小説・スマホ小説が読まれるシーンは、「家でゆっくり」より、「通学通勤中とかちょっとしたスキマ時間」が大半だと思います。鶏が先か卵が先かという話になっちゃうんですが、それを前提で書かれているっぽい軽めの作品が多いですし。

横書きでみっしり書かれた文章って、結構疲れちゃうんですよね(私だけ?)。空白や改行の少ない文章って、スマホだとめっちゃ読みにくい。縦書きの本だと段落があって、最初の一文字は字下げされてるけど、横書き文書はその「字下げ」がない。多分、目で追いにくいのはそのせいだと思うんですよ。

だから、ずらーーーーっと改行なしで延々続く文章より、全体的に白っぽくて、スピード感をもって読める、どんどんスクロールして進められる軽めの文章の方が好まれる傾向にあるのは、当たり前かなと。

④ページング

まず単位が違ういますよね。

紙の本だと、見開きで約40文字×13行とかで1ページですが、ネット小説は端末によってフレキシブルにブラウザの幅が変わる、つまり物理的な制約(紙の大きさ)がないので、文字数です。

5000文字前後が一般的とされていますが、わたしの感覚的には、最近は1000文字、2000文字とかでページングしているサイトが増えてきている気がします。

コレ多分、人の時間がどんどん細切れになっているせいだと思うんですよ。極端な話ですが、江戸時代とかは「日が暮れたら」とか「朝になったら」みたいな長い単位で時間を扱っていたらしいんです。三国志とか読むと「今年の秋に、代州で」みたいな待ち合わせの仕方なんですよ。(代州ってめっちゃ広いんですけど!秋って、いつから秋なの!?って思っちゃいます。あぁ小心者。。。)

それが、腕時計を付けるようになって、スマホを持つようになって、「何月何日何時何分に渋谷のハチ公前で」みたいになりました。わたしも、電車が10分遅れただけでイライラするしw

で、そういう細切れの時間がもっともっと細かくなっていて、「次の駅に着くまでの2分間」とか、「LINEの返事が来るまで」とか、そういう時間単位でネット小説って読まれるわけです。

だから、1ページにずらーっと書くと、次に開いた時どこまで読んだかわからないってことになっちゃいます。ページが細かく分かれていれば、ページ番号を覚えておいたりしおり機能を使ったりできますからね。

ネット小説のページングの細かさは、人の時間の細切れ感を反映していると思うんです。

⑤難易度、ストーリー展開、キャラ設定

難解なミステリとか、スマホで読む気になりませんよね。前述したとおり、スキマ時間に読まれることが多いので、細かい伏線とか複雑なキャラ設定とか面倒なのは忘れられちゃうんですよ。結果、最後まで読まれない。。

ネット小説はサクサク読めて軽めの文体で、どんどんスクロールできて、わかりやすいことが第一なんです。読者も若い人が多いので、難しい言い回しとかこれ見よがしに使っている作品はあまり受けがよくないですね。

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