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できる社員は仕事をし、できない社員はいじめに走る

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企業にとっても社員にとっても、職場におけるいじめは無用の長物ですが、それに対処せざるを得ないこともあります。いじめる側は弱くて攻撃しやすい相手を探そうとするので、いじめの形態を問わず、自分に自信を持つことが最善の対抗策となります。

いじめられた理由トップ5

  1. 私は自主性を維持し、管理されたり服従したりしなかった(70%)
  2. 私の能力と評判に脅威を感じる人がいた(67%)
  3. いじめる側の性格(59%)
  4. 私は同僚や顧客に好かれていた(47%)
  5. 倫理に反する、もしくは不法行為を私が報告したこと(内部告発)に対する報復(38%)

職場のいじめ協会の調査(2003年度調査報告書)

上記のデータは、いじめる側の人が弱く、不安で、困惑しており、責任感が無いことを明確に示しています。一方、いじめの標的となる人はプロ意識があり、責任感が強く、人気がある可能性が高いです。

いじめの本質

いじめとは、同じ集団内で,力関係において優位にある者が,自分より劣位にある者に対し,主観的,客観的にかかわりなく,一方的に,一時的もしくは継続的に身体的,精神的,社会的な苦痛を与えること。

いじめの理由として、「こらしめ」「異質性排除」「不条理」の 3因子が抽出されています。

  • 「こらしめ」のいじめは、加害者は被害者側に落ち度があると認識し、制裁することを目的としているため「正義のいじめ」とも呼ばれているものです。
  • 「異質性排除」は劣位にあるものを排除しようとするいじめであり、仲間関係の等質性を損なう態度を持つものを、仲間から排除することを目的としています。
  • 「不条理」は加害者側の恣意的ないじめ。これはいじめる側がもつストレスの発散や快楽を満たすことを目的としています。

職場で圧倒的に多いのは「不条理」です。しかし、いじめている当事者にはこの自覚がないことが多い。「相手のため」「教育の一環」と正当化し、無自覚にいじめ、ストレス解消の道具にしているケースがほどんどです。人は見たいものしか見ません。

私も、サラリーマン時代にいじめを受けて鬱になった経験があります。その時の相手は私の父くらい年齢のベテランSEで、「君のために」と言っていました。しかし、本当にあなたのための言葉なら、どうしてあなたを傷つけるのでしょうか? どうして、大勢の前であなたに長々と説教をしたり、CCにチームメンバーを入れてあなたにキツい指摘メールを出す必要があるのでしょうか?

宮原広司さんは「いじめの構造と実践の課題 生活指導」という論文で、いじめの本質について「自己の周りにある均質な集団的雰囲気に同化しない者への差別・嫌悪・無関心の表現であり、均質集団から自分一 人が脱落することへの恐怖感の表現でもある」と述べ、いじめの根底には、こ のような自己防衛的な要素があるとしています。他にも、シャープ・S・スミス氏は、勢力の乱用、脅しと優位に立ちたい心の表れがあることを指摘しています。

職場いじめへの対処

正面からぶつかる。

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あなたの立場が安全であれば、いじめ行為をする人に正面からぶつかっても失うものは何もありません。人の目は避け、個人的に呼び出し、直球で勝負してみましょう。

  • 「なぜそんなキツい言い方をしなければならないのか」
  • 「具体的な対応策について話し合いたい」
  • 「あなたにそんな風に扱われて、私は悲しいし辛い思いをしている」
  • 「私に非があるなら、直したいと思っている。」
  • 「一度、腹を割って話しませんか」

問題が続いて更なる措置を講じる必要が生じたとしても、責任ある大人のやり方で状況打破を試みたことは、あなたに自信をもたらしますし、相手にとっても大きな意味を持ちます。

助言を求める。

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いじめ問題は蔓延しており、なんらかの形でいじめを経験している人は少なくありません。

例えば、職場の同僚の中に特に効果的な方法でいじめ行為をする人を非常にうまくあしらっている社員がいる可能性もあります。であれば、その人を見つけ出して戦術を聞かせてもらいましょう。こうした相談は形式張らず、目立たないように持ちかけ、分別があって信頼のおける人にだけ話すことが望ましい。

また、これは安易にすることではありませんが、あまりにもいじめが酷い場合は、リーダー、人事部長、労働組合の代表に相談するなど、しかるべき行動を検討する必要が生じます。

※注意※

「相談」は内容によらず、タイミングがすべてです。職場では特に、タイミングに注意しよう。上司が長いミーティングから戻って来たばかりで、水一杯飲む時間もメールをチェックする間もないうちにあなたに捕まったのであれば、話を聞いてアイデアに熱心に耳を傾けたい気分にはならないでしょう。

反撃する。

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やられたらやり返したくなるのは当然。これ以上酷くされないためには、やり返すしかないように思えることがあります。それしかない、とあなたが決断したなら、勇気をもって実行に移しましょう。

ただし、中途半端はダメです。中途半端では事態を悪化させるだけです。

やるなら冷徹に、徹底的に、完膚なきまでに、相手が二度と立ち向かって来れないように叩きのめす必要があります。しかるべきリサーチを行い、完璧な準備とシミュレーション、練習を積み、本番に望みましょう。あとは、コンピュータのように、正確かつ冷静に、決められた手順を実行するだけです。

物理的に距離をおく。

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大抵の場合、不機嫌で攻撃的な雰囲気の人から「離れる」戦術が、最もうまくいきます。子供が何かを吸収して学びを得るのに時間がかかるのと全く同じように、いじめる人にも時間的猶予が必要です。反撃したとしても、根本的な問題解決には時間がかかるのです。その間、あなたは相手の更に苛烈さを増した攻撃に晒されるかもしれません。

立ち去るのは軟弱な行為ではなく、諦めて相手のいいなりになっているわけでもありません。他人が仕掛けた不毛な心理戦に巻き込まれるのを拒否するだけのことだと理解しましょう。

いじめられた時に絶対にしてはいけないこと

感情的になる

いじめられる側にいると、職場で何かに反対されたり拒否されたりすることに対して敏感になりすぎるかもしれません。そうならないように注意して、第三者の視点で状況を捉えることが大切です。

いじめ行為をする人に心底失望させられたときに決してしてはならないのは、身構えることです。どんなにつらくても、叫ぶような声で自分を弁護したい衝動を抑えましょう。

相手が上司であれば、状況が鎮まるまで待ってから、彼の見解を明確に説明してもらいましょう。一度完了した作業をしっかり見直す能力に上司が感心し、今後はあなたに対して攻撃的姿勢をとる前によく考えるようになるかもしれません。

自分を卑下する

いじめが最も多いのは、体の外ではなく頭の中です。つまりマイナス思考。世間一般では、人のセルフトーク(自分に語りかける言葉)は15対1の大差で否定的な考えが多いと言われています。これが度重なるとマイナス思考が強まります。

あなたの中にも「いじめっ子」がいて、次のような言い回しで非難したり罵ったりしている可能性が高いです。

  • 私にはできない
  • 私は役立たずだ
  • 私は馬鹿だ
  • 何をやってもうまくいかない
  • 私は負け犬だ
  • やる気が起こらない

しかしこのようなコメントは、いじめ行為をする人から浴びせられる言葉と同様に「真実」ではありません。不安感や自信と自尊心の欠如などの内に秘めた感情が自虐的な言葉になって表れているだけです。

「自分を卑下する」という行為は、一見無害に見えますが、正面から取り組みたくない状況や挑戦から逃れる手段になっています。時には逃げることも必要かもしれません。しかし、いつも逃げてばかりでは何も変わらないし、何も解決しません。

しかも「逃げ」の代償は大きい。「自分を卑下する」ことで受ける精神的ダメージは極めて大きく、不安感、消極性、失望、自己嫌悪などの悪循環を招きかねません。そうなると、自信が無く自尊心に欠けるという元々の問題が更に深刻化します

さいごに

人生は逃げるためではなく、生きるためにあります。内なる「いじめっ子」を退治すれば、自由に生き生きと人生と関わって、何をやっても成功を収められるようになります。

個人的におススメの方法は、マイナスのセルフトークと逆の「アファメーション」。毎日三回、自分を肯定する言葉を唱えるだけで、驚くほどの変化が起こります。

どうしても反撃したい人は、不用意に感情に任せて言い返すのではなく、きっちり反撃方法を勉強することをおススメします。

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