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一生忘れられない!魅力的なキャラクターの作り方② 「価値観」を決める

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前回、人物の「能力」について、パターンや決め方をついて紹介しました。今回は2つ目、価値観について。

価値観とは、その人物が「生きていく上で一番大切にしているもの」です。ポリシー、美意識という言い方をすることもあります。

物語におけるキャラクターの「価値観」の役割

価値観はそのまま、人物の「好みの優先順位」や「善悪の基準」となります。

例えば、ハリー・ポッターだったらダーズリー家で冷遇され、学校でもダドリーにいじめられて友人がいなかったという経緯から、「自分を受け入れてくれる家族や友人」を一番大切にしています。なので、友人であるロンやハーマイオニーは「好き」で、彼らを馬鹿にするマルフォイは「悪」となります。

「価値観」は、できるだけ具体的に

さて、まずはあなたの「価値観」は何でしょう?

できるだけ、具体的に考えてみて下さい。「夢」とか「家族」とか「平和」ではなく、経験や生い立ちに絡めるとやりやすいです。例えばわたしの場合でしたら、「お金にも時間にも場所にも付き合う人にも縛られず、自由であること」です。ずっと縛られつづけた人生だったので、解放されたいんですね。そのために、今頑張っています。

主人公とまったく逆の価値観を持つ人物=敵対者

例えば、主人公の価値観が「内面を磨くこと(人は中身でなくハートで勝負)」の場合、「外見を美しく保つこと(人は見た目が全て)」という人物は敵対者です。つまり、二者の間に「対立」が生まれます。

映画「愛しのローズマリー」では、体重が300ポンドあるけれど心が美しい女性を主人公として、美人で性格の悪い女性から男を勝ち取る、というストーリになっています。

物語を面白くするのは、こうした敵対者との「対立」や「葛藤」です。対立や葛藤が激しいものであるほど、物語も面白くなるのです。

この対立が秀逸な作品を一つ、紹介します。

わたしの大好きな「地球へ……」という作品。人類とミュウ(超能力を持った新人類)が互いの存亡をかけて争ったり歩み寄ったりするお話なんですが、これが非常に深いのです!

・人類サイドの主人公「キース・アニアン」の価値観:人類をシステムで徹底管理する。

「人類はシステム(Superior Domination:特殊統治体制)によって管理されねば暴走する。宇宙にがん細胞のように広がり、地球と同じように多くの星を滅ぼす存在となってしまう」

・ミュウサイドの主人公「ジョミー・マーキスシン」の価値観:ミュウ(システムに異分子と判断され、殺されそうになった人類)を存続させる。

「人はそんなに愚かじゃない。失敗から学び、立ち直り、自分たちで正しい道を選択する力を持っている」

どちらが正しい、とは単純に言えない問題が物語のテーマになっています。だからこそ、難しい問題であるからこそ、そこに生まれる葛藤や対立が面白いんですよね。この作品はわたしにとって「一生忘れられない」名作です。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、興味があれば是非。サントラも最高ですよねぇ。テレビ番組でもよく使われてるのを聞きます。

次回、「③欲求を決める」へ続きます。

・参考文献

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