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私が勢いで退職するきっかけとなったメール

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前回、サラリーマン時代に経験した3.11地震(東日本大震災)で、自分の人生に激しく後悔したことを書きました。

AM5:49 東京 震度5弱の地震発生で感じたこと

しかし私が退職したのは3.11地震から4年3ヶ月後の2015年6月です。

後悔したにもかかわらず、辞めるのが怖くて、モヤモヤしながらずっと会社にしがみついてたんですね。我ながら情けない話です。そんな私がなぜ2015年6月に突然勢いで退職したのかというと、きっかけの一つとなったのが「同僚の突然死」です。

2015年5月の月初だったと思います。朝出社して、いつものようにメールを確認していると「【訃報】○○事業部の○○さんが亡くなられました」というタイトルのものを発見したんです。衝撃でした。開いてみると、たった一行、突然死したということと、通夜には役員の誰々が三列します、ということが書かれていただけ。

ショックでした。

その方とは一度も直接話をしたことはなかったんですが、よく顔は見かけていました。多分30代前半くらいだったと思います。ちょっと違和感のある書き方になってしまいますが、この方の死は私にとって、親戚や祖父母の死よりよっぽど「身近」に感じられました。

年齢が近く、同じ職業、同じ仕事場で、同じような仕事をしていた人だったからです。祖父母や親戚は、年齢も違いますし、私にとって、それは「祖父母や親戚の死」という受取り方なんです。ガンで祖父を亡くした時も、遠い未来、私もこういう死に方をするかもしれないなと思っただけでした。

でも、この同僚の死は、「自分でもおかしくなかった」出来事なんですよね。今日の分の仕事をやって、帰宅して、明日以降のMTGの予定なんかを考えながら床に就く。でも、明日はないかもしれない。もう二度と目覚めないかもしれないんですよね。

そう考えると、怖くてたまらなくなりました。もう一秒たりとも、人生の時間を会社で無駄に過ごしたくなかったんです。それでも散々迷いましたが、結局その訃報から3日後、上司に退職の意志を伝えました。

100%勢いです。でも、これくらい勢い付けないと、多分辞められなかったですね。5日後だったら「やっぱりもう少し準備した方がいいんじゃないか」って思いとどまっていたと思います。今考えると、3日というのは、かなりギリギリのラインでした。

長くサラリーマンでいると、どんどん辞めるのが難しくなります。でも、自分の人生を振り返る「きっかけ」となる出来事は、誰にでも必ずあると思います。そういう時、一歩を踏み出せるかどうか。「今が人生の分岐点だ」と強く意識出来るかどうかが、分かれ目なんでしょうね。

参考になるかわかりませんが、わたしはフリーになって今のところ後悔していませんし、どんなに生活がキツくなってももうサラリーマンに戻る気はありません。

ベタですが、「今日死んでも後悔しない」生き方ができると良いですね。

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コメント

  1. 矢戸だいはち より:

    海外ドラマのこんなセリフがあった。

    「お前は死に魅了されている。死に囲まれていると、お前はワクワクする。それはどうしてだろう? 何か抑圧された衝動でもあるんじゃないのか? お前はどれだけ死に近づきたいんだ?」

    時々自殺した人間のニュースがテレビで流れる。電通社員の話は真新しい。

    テレビ東京では最近、ERという海外ドラマを放送している。登場人物にダントンという黒人の研修医がいるんだが、彼――ダントンは毎日の業務(例えばカルテの記入など)が終わらなくて、先輩医師に公衆の面前で怒鳴られたり、友人の医師を食事に誘ってもドタキャンされたり、と不遇な日々を送っていた。

    そんなある日、ER(緊急救命室)の医師たちが電車に飛び込んだ急患を請け負った。急患の顔は電車に潰されて、前も後ろも分からないほど酷い状態だった。ERの看護師が、ダントンが担当だから、とポケベルを鳴らしてみると、急患のポケベルが鳴った。まさか。

    「番号は何番?」
    「3376」
    「ねえ、これ……ダントンよ」

    このエピソードは話の終わりだったが、体感して、今なら自殺する人間の特徴が分かる。当初、自殺する人間の特徴をネット探してみても、私はよく分からなかった。この話を親父にしてみると、親父は42年サラリーマンやっていた人間だから自殺する人間の特徴をよく知っていた。

    「自殺する人間は『なりかけ』と『治りかけ』が危ない」

    らしい。鬱になってしまえば、別にどうって事はないらしい。自分がおかしい事を認識しているからだ。ただ『なりかけ』と『治りかけ』は違う。自分がおかしくなるという狂気に苛まれる。狂気が人を殺す。

    なんでこんな回りくどいコメントを? それはね、

    「突然死――それはきっと自殺だから」

    ドラマが描いていた通り、だれかが声をかけて上げれば結末は変わっていたかもしれない。例え変わらなくても、魂は多少、救われるんじゃないか、なんて思ったりします。大して親しくもないのに話すのは苦痛ですけどね。

    今はこんな文章しか書けないが、いずれ自殺に関係する物語を描くかもしれない。別に死に魅了されている訳ではない。救われない魂を救いたいと自己満足的に思っているだけ。

    コメント失礼いたしました。

    • shiroto より:

      >矢戸だいはちさん
      なりかけと治りかけが一番やばい。納得です。