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【ネタバレ注意】北欧神話から推察する「進撃の巨人」

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どうも。必殺技は立体機動掃除、生粋の「進撃の巨人」ファンの白戸です。
「北欧神話」と「進撃の巨人」の関連性については、原作者・諌山先生も公言している通り(以下)有名ですよね。

一部の用語(「人を喰う巨人」、「ユミル」など)は北欧神話からの引用である。作者によると、北欧神話を3割知っていたらネタバレとのこと。
進撃の巨人を執筆するにあたって、同作品に触れた際に感じた「作り手に殺される」と感じるほどの悪意的姿勢を自分なりに表現し、世間に投げつけたかったと諫山は述べている。

(Wikipediaより抜粋)

このまま進撃の「巨人の連載」の連載をワクワクしながら待つのも楽しいのですが、お風呂のお湯張りも1/3の時点で入ってしまうほどの短気な私。もちろんカビキラー後の30分も、10分しか待てません。どうでもいいですね。
と、いうことで早速、ネタバレ覚悟で北欧神話を勉強してみることにしましたっ(`・ω・´)ゞビシッ!!
私が読んだのは「いちばんわかりやすい北欧神話」。
単に「進撃の巨人」の世界観との共通点を探るつもりでを読み始めたんですが、読み進めるにつれて北欧神話自体の魅力に引き込まれてしまいました。

神話にしては悲惨すぎる物語

ひと言で言うと、北欧神話は神々の戦いの話です。ラブシーンとかはあまり出てきません。
世界の始まりから滅亡までを描いた壮大な物語なんですが、神話にしては悲惨すぎる印象です。原初の巨人ユミルをオーディンが殺害し、その解体した肉体を材料に天地創造するという血なまぐささに始まり、個々の神々の戯れによる喜劇&悲劇的なエピソードはユーモラスで面白いんですが、全ての出来事は最終戦争ラグナロクに向かって突き進む伏線に過ぎないという悲惨さ。。。風邪をひいたときに見る悪夢のような物語なのです。
諫山先生が「作り手に殺されると感じるほどの悪意的姿勢を表現」するために、この神話をモチーフにしたのも頷けます。

単なる「勧善懲悪」の物語じゃない

面白いことに、北欧神話では「悪」とされているはずの巨人族が、最終的に神々を滅ぼします。しかも巨人は、神々との戦いに明け暮れるだけでなく、普通に生活を営み、家族を大切にし、幸せに結婚したりします。
そして意味深なのが、神々は元々原初の巨人「ユミル」から生まれた子孫だということ。
神々も、美しいけれど欲望に忠実で、人間的。欲しいものを手に入れるために身体を売る、嘘をつく、裏切る、など結構強引な話が満載だったりします。不老不死でも万能でもないってあたりが逆に魅力的ですね!本能のままに生きている神々は、自分に忠実で、見ていて気持ちが良い。人間も同じですね。

進撃の巨人との関連

「壁」「巨人」「ユミル」など、北欧神話との共通点が数多く見受けられる進撃の巨人。関連のありそうな北欧神話のエピソードをみつけました。

アースガルズ城壁事件

鍛冶屋の男がやってきて、オーディンの館ヴァルハラを守る城壁を一年で作る代わり、女神フレイヤと太陽と月を望んだ。アースガルズの神々は相談して「もし一冬で城壁を仕上げたら報酬をやろう」と決めた。

鍛冶屋は、石を運ぶのに牡馬スヴァジルファリの助けを借りることを認めさせた。牡馬スヴァジルファリの目覚ましい働きぶりのおかげで、城壁は期日までに仕上がりそうになった。神々は、元凶はロキに違いないとし、脅した。ロキは牝馬に化け、牡馬スヴァジルファリを誘惑した。

鍛冶屋は牡馬スヴァジルファリに岩石を運ばせることが出来なくなり、怒り狂った。男は山の巨人だったことがわかった。神々はトールを呼び、かの有名な「槌ミョルニル」で鍛冶屋の頭蓋骨を粉砕した。

ファイル 2015-09-10 1 56 54

どうですか。神々が巨人に「壁」を作らせたんです。似てます!似てますよぉ!(*゚∀゚)=3ハァハァ

進撃の巨人も、「壁」の中に巨人が出てきましたからね!壁の秘密を知って隠していた中央政府の人たち、ウォール教の人たち、レイス家(本当の王家)の人たちは、北欧神話でいう所のアース神(オーディンとか)的な立場っぽい。

ファイル 2015-09-10 1 57 13

もう一つ、人間族の住む「ミズガルズ」も、巨人の侵入を防ぐために原初の巨人「ユミル」の睫毛をつかった柵で囲まれていたとのこと。うーむ。こっちかな?でも壁じゃなくて柵だし。。。違うかも。

北欧神話の主な登場人物

世界の名作古典の例に漏れず、北欧神話にも登場人物がめっちゃ多いです。ここでは簡単に、メインっぽい人たちだけ紹介します。

原初の巨人ユミル

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「荒れ狂う者」の意味。霜と氷の国ニブルヘイムから吹き付ける冷たい風と、火の国ムスペルスへイムから上がる熱い蒸気がぶつかり合って氷が溶け、ぽたりと落ちたしずくが命を宿し、巨大な人の姿になった。同じく牝牛アウズフムラも生まれた。牝牛の乳房から流れ出る白い乳が4つの川となり、ユミルは毎日その乳を飲んで生きた。ある日、ユミルが寝ている時汗をたくさんかいた。すると脇の下から男と女がひとりずつ生まれた。足を交差させると、頭を6つ持つ異形の姿をした男が生まれた。ユミルは子孫を増やし、「霜の巨人」と呼ばれる一族が生まれた。

オーディン

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北欧神話の最高神であり、名前は「激怒する」「狂気」の意味。氷から誕生したブーリ、その息子ボルと女巨人ベストラとの間に長男として生まれた。兄弟とともに原初の巨人ユミルを殺し、その肉体から天地創造を行ったため「万物の父」と言われている。マントを羽織り、手には槍グングニルを持つ。片目の神であり、つばの広い帽子を目深にかぶって隠している。肩にはフギンとムニンがとまり、世界中の情報をオーディンに知らせる。葡萄酒以外のものは口にしない。争い好き、策略家、裏切りも嘘も平気、負けず嫌い、気まぐれ等、複雑な性格で善悪混合の多面的な力を持った神。
知識を得るために、ユグドラシルに九夜九日逆さに吊り下がり、秘められたルーン文字をつかみ取った。知恵の泉を飲みたいがために、自らの片目を差し出し、豊富な知識を手に入れた。
(すっごい盛りだくさんなキャラですね!!
フギンとムニンってカラスは、私の敬愛する貴志祐介先生の「悪の教典」にも登場しましたね。こういう共通点が頭の中でつながっていくのも、超楽しい。神よ。)

ロキ

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「閉じる者」「終える者」の意味。巨人の両親から生まれたが、オーディンと義兄弟の契りを交わし、アース神族に迎えられた。変身能力に長け、両性具有。狼フェンリル、大蛇ヨルムンガンド、冥界の女王ヘルなど、子供をたくさんもうけた。
(なんと。フェンリル、ヨルムンガンド、ヘルの親だったんですね。ラスボスかよって感じですね)
他にも「進撃の巨人」ファン向けの記事、ご用意しております。
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